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【写録】梅花(R04)

【白加賀】
菅原道眞の末裔を名乗る加賀藩前田家の家紋は梅鉢。江戸屋敷にはたくさんの梅が植えられました。その中でもこの梅は加賀の白梅と評判になり「白加賀」と呼ばれるようになった説があります。《現地掲示板より》

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実際は…石川県からのものではなく、神奈川県旧加賀村からの選別白梅とか。このご時世、石川にも梅はあったろうから、そっちで選んでも問題はなかったとは思うものの。おとなの事情…なんでしょう。

【呉服枝垂】
呉服と書いてクレハと読むのは、応神天皇の時代に「呉」の国から渡来し、織物や染色の方法を伝えたといわれる呉服(クレハトリ)と漢織(アヤハトリ)という女性技術者の名前に由来する。古代、呉服の里(くれはのさと)と呼ばれた大阪府池田市には現在も呉服媛(くれはとりひめ)を祀る呉服(くれは)神社がある。《仝・現地掲示板》

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桃紅色・中輪八重咲き。咲き進むと花弁の緑が白っぽくなり優雅な樹形になる枝垂梅にて03月中旬が見頃とか。まだ、ちょっと…早いカンジでした。

次に【冬至白梅】。

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元々は「盆栽」用の梅を移植して蘇ったという早咲きの野梅系白梅。枯れかけていて廃棄処分だったものを職員さんの配慮から内緒で植え替えて後、育てに育てて17年。。見事な咲きっぷりでございました。

【登竜梅】
こちらの紅梅。正式名称は「藤牡丹枝垂」ですが、枝垂れ具合の見事なところから愛称は「登竜梅(とうりゅうばい)」。

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今回大温室を出てからはEF時代の高倍率SIGMA DG28-300mmを起用しておりました。発表当時は10万円に満たない価格で販売されていたのかと思いますが…ミラーレス本体に装着してCPLなどくっつけてプラプラ撮る分にはちょうど良いサイズ感。(レンズの長さが短いんです)

ただ。赤はちまきのラグジュアリーなレンズ(Lレンズ群)と較べるのはSIGMA DG28-300mmクンが可哀想。

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実際、周辺減光や映流れはトリミング。全体の露光・コントラストはLightroomセンセイの自動修正任せなので、さほどの不便も感じず、重宝しております。