ジバゴの花
ウェンディ・カッソンズ(Wendy Cussons)はハイブリッド・ティー系(四季咲・大輪)。濃いローズピンクの高芯剣弁大輪花。
コンテスト用として活躍したローズピンクの名花ということで。ひところはコンテストで賞をとりつづけたそうです。作出年は1963年(昭和38年ですね)英国出身。
なぜか「ドクトル・ジバゴ」 という別名あり。
映画は流し見したことあったけど…作中でこの薔薇に関する印象的なシーンがあったのか。作者であるボリス先生に縁ある出自かわかりませぬ。
医師であるジバゴが出会った恋人と別れて、別々の家庭を持ち。ロシア革命の最中、軍医・看護師としての出会い。お互いの家庭を思い、気持ちは燃え上がりつつも二度目の別れ。そして三度目の出会いを描く歴史的な大作…とか。
童謡「むすんで。ひらいて。手を打ってむすんで」的なひっついたりはなれたりがフォーカスされるお話しですけど、世に盗人の種はつきまじ。道ならぬ恋はやはりフィクションの王道。