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お前それSavannaでも同じ事言えんの? - 2024/01/12

夜に停電が起きた。
コタツで何をする訳でもなくぼーっとしていたので、ああ停電したのだなあ…と思って、そのままの状態で5分くらい眠った。
それからは億劫だったが、念の為ブレーカーを落としたり、コンセントをあらかじめ抜いておいた。
夜の停電だったが、その後数十分ですぐに復旧したので、電力関係の仕事をしている方には本当に頭があがらないなと感じる。
いつもお世話になっております。

外に出て撮った写真。
まわりの家も停電状態で、
街灯もすべて消えていた。
遠くの光だけで建物の輪郭が浮かび上がる。
停電中は非常灯をつかって、
下半身を無意味に光らせて遊んだ。
このように私はユーモラスで、
非常に親しみやすい性格であるが故に、
周囲の人間を明るくできるのだ。
(☝️停電爆笑ジョーク☝️)

こうして停電になってみて初めて気づいたのは、普段の生活の異常性である。
夜ならライトがあって当たり前。
だから暗闇でも動けるのが当たり前。
日が落ちても活動できる「いつもの日常」という奴が、どれだけ動物として不自然な生き方たったのかが、少しだけ理解できた。

キャンプには行った事がないのだが、テント泊や焚き火などの体験を経て、こういった部分の気付きを得られるのは、きっと楽しいのだろうなと想像した。
「日常」から欠落してしまっている「よい粗暴さ、よい野生味」みたいなモノを、もっと自分の中に取り入れてもいいのやもしれないと、そう考えるキッカケを得た、そんな一日だった。


◯ Black Savanna

「昼でもまるで夜の闇」
「夜でも昼のように目を開け」
という歌詞があるので、日記を書いていて連想した。
歌の中で、都市開発によって行き場を失っていく動物のことを話したかと思えば、こんどは街に溢れかえった重機械の特徴を動物のように例えてみせる。
皮肉とユーモアの間に引かれた白線を、つま先立ちで踊ってみせるような歌詞になっており、それを土岐麻子さんが歌い上げていくのは、聞いていて気持ちがよい。
ここに貼ったのはRemixバージョンなので、もちろん元の曲もある。そちらもぜひ聞いて欲しい。

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