今年の意味は年末に分かる 目標から振り返りの一年へ
明けましておめでとうございます。
新年はいかがお過ごしでしょうか。私は、昨年を振り返っていました。すると、いろいろなことが思い出されます。とっても好きな時間です。
3月には50歳になります。
私の場合、2021年は50代にむけての準備の年ではなかったと思うのです。
これは2021年の年始めには言葉になっていませんでした。年の途中も日々を大事にすることだけ頑張っていました。
今年の意味は、年末に見えてきます。
ちなみに若いときは、前だけを向いて生きていました。情熱というエネルギーが私を突き動かしていました。
今から考えると、あまりにも未熟で気恥ずかしいですが、それでもそのときしか出来ない体験をしていたと思います。
手帳を見返すと、年初には達成したい目標が書かれています。ひとつ目標をクリアするたびに、また次の高い山の頂をめざし、駆け上っていました。
一年は夢や目標を達成するためにある。年初に一年を考える。それが私の20代、30代でした。
しかし、40代を迎えて、少しずつエネルギーが変わってきました。
上を目指すのではなく、足元を大事にする。すごいことを探すのではなく、深い世界を知ること。そして、自分中心の視点から周りへと意識が広がっていったのです。
そして、50歳を目前にして、40代は後半生への準備の10年であったことに気づかされました。
まさに「意味」はあとから見えてくるのです。
では目標の達成ではない一年とはなにか?
「ただ今を大事に生きる」こと。
言葉にするとそれだけですが、これがなかなか難しい。
今を生きるとはなにか?
禅とは、答えを探すのではなく、問いを持って生きることと師匠から教わりました。
ただ、問いを持っていると、さまざまな気づきが顕れてきます。そして、問いはご縁の中で、自然に変化していきます。
問いを持つというあり方を体験すると分かるのですが、問いはエネルギーの流れを邪魔しません。
また、どんな一年になるだろうという問いは、好奇心で溢れています。
問いをもちながら今を生きていると、2022年の年末に一年の意味が見えてくる。なかなか忍耐が必要かもしれませんが、そんな方向性の一年はいかがでしょうか?
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