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勇者シンクロンについて

僕が普段使っている勇者シンクロンの構築と各種展開ルートを纏めたものです。ニューロン内では文字数制限で書ききれないため、備忘録としてこちらに書き残しておこうと思いました。noteに不慣れな上拙い文書ですが、見ていただけると嬉しいです。


○そもそも勇者シンクロンとは

デッキとしては7期に登場したジャンドの系譜であり、勇者ギミック等を活用しながらアクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴンの②効果で完全耐性付与のスターダスト・ドラゴンとジャンク・スピーダーをシンクロ召喚(所謂無敵スピーダー)し、各レベルのシンクロンを展開。そこからシンクロモンスターを連続召喚して制圧を狙うデッキです。また、人によって最終盤面が大きく異なるのも特徴です。
罪宝ギミックやセンチュリオンが出たことにより無敵スピーダーの作成難易度が下がった他、誘発貫通能力が格段に上がっています。
所謂先攻番長デッキではありますが、勇者ギミックが相手の盤面に触れることができ、手数も豊富であるため後手でもそこそこ戦うことができます。

○デッキレシピ

サイドデッキは2024/7/1時点のもの

勇者シンクロンというデッキはテーマ単体で纏まっていない、複数のギミックを組み合わせた2枚初動のデッキです。無理に40枚に纏めようとすると逆に事故率が上がる、誘発受けが悪くなる、ただでさえ少ない誘発のスロットがさらに減るなどの問題が出てきます。そのため40枚から多少はみ出てしまうのは仕方ないと考えています。最低限の誘発の枚数や指名者を引ける確率などを考慮すると43〜45枚辺りが妥当なラインかなと思っています。

各シンクロンの採用枚数の理由については以下の通りです。
・ジェット
初動の片割れ。罪宝からアクセスできるが素引きしても困らない、むしろ素引きもしたいので3枚
・アサルト
素引きしても自身の効果で手札から出てこれるため1枚
・レボシン
素引きしても手札からシンクロ素材にできるため1枚。後述の展開パターン4.5.でもクリスタルウィングを経由して墓地から蘇生し、1+1+2+8でスーパーノヴァのシンクロができます
・スタダ
初動の片割れ。貫通札にもなり、特に枚数を減らす理由もないので3枚

neuronデッキコード:65s9d3m
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/member_deck.action?ope=1&cgid=4a78e05ab637d944010949360d4acd7e&dno=5

○展開プラン

ジェットシンクロン+レベル4+レベル7
スターダストシンクロン+レベル4+レベル1
の組み合わせで無敵スピーダーを目指します。また、無敵スピーダー成立を狙える組み合わせは以下の通りです。

毎試合全持ちハンドしたいね

・ジェットシンクロン+アラメシア
・スターダストシンクロン+アラメシアorディアベルスターorスタンドアップ
・ディアベルスター+アラメシアorスタンドアップorプリメラorトゥルーデア

○無敵スピーダーまでの展開ルート

ルートは大きく分けて5つあります。
1.ジェット(ディアベルスター)+アラメシア
・アラメシア発動。勇者トークンをSSし、旅路を置く
・旅路効果でイリガルをサーチ
・イリガル効果で自身SS
・ジェット通常召喚
・ジェットとイリガルでアクスタをS召喚
・アクスタ召喚時効果でジェット蘇生
・アクスタ起動効果でコストリリース。スタダS召喚扱いでSS後、場のジェットと勇者トークンでスピーダーS召喚

2.スタダロン+アラメシア
・アラメシア発動。勇者トークンをSSし、旅路を置く
・旅路効果でイリガルをサーチ
・イリガル効果で自身SS
・スタダロン通常召喚
・スタダロンと勇者トークンでアクスタをS召喚
・スタダロン効果でイリガルをコストにして蘇生
・スタダロン召喚時効果でイルミネイトサーチ
・イルミネイト発動でデッキからヴルムSS
・アクスタ起動効果でコストリリース。スタダS召喚扱いでSS後、場のスタダロンとヴルムでスピーダーS召喚

3.スタダロン+ディアベルスター
・ディアベルスターSS。召喚時効果で原罪宝セット
・スタダロン通常召喚。召喚時効果でイルミネイトサーチ
・原罪宝をスタダロンをコストに発動。ジェットをデッキからSS
・ジェットとディアベルスターでアクスタをS召喚
・アクスタ召喚時効果でジェット蘇生
・スタダロン効果でジェットをコストにして蘇生
・イルミネイト発動でデッキからヴルムSS
・アクスタ起動効果でコストリリース。スタダS召喚扱いでSS後、場のスタダロンとヴルムでスピーダーS召喚

4.スタダロン+スタンドアップ
・スタダロン通常召喚。召喚時効果でイルミネイトサーチ
・スタンドアップ発動。デッキからトゥルーデアを置く
・トゥルーデア効果で自身SS
・トゥルーデア効果で自分を永続罠にしてガーゴイルを置く
・ガーゴイル効果で自身をレベル4にしてSS
・スタダロンとガーゴイルでアクスタをS召喚
・イルミネイト発動でデッキからヴルムをSS
・スタダロン効果でヴルムをコストにして蘇生
・ヴルム効果で自身蘇生
・アクスタ起動効果でコストリリース。スタダS召喚扱いでSS後、場のスタダロンとヴルムでスピーダーS召喚

5.ディアベルスター+センチュリオン系
※例としてスタンドアップで説明
・ディアベルスターSS。召喚時効果で原罪宝セット
・スタンドアップ発動。デッキからトゥルーデアを置く
・トゥルーデア効果で自身SS
・トゥルーデア効果で自分を永続罠にしてガーゴイルを置く
・ガーゴイル効果で自身をレベル4にしてSS
・原罪宝をトゥルーデアコストに発動。ジェットSS
・ジェットとディアベルスターでアクスタをS召喚
・アクスタ召喚時効果でジェット蘇生
・アクスタ起動効果でコストリリース。スタダS召喚扱いでSS後、場のジェットとガーゴイルでスピーダーS召喚

○無敵スピーダー後の展開ルート

1.2.3の場合
※スタダロンをスピーダー作成時に使用している場合はヴルムを蘇生してローズメイデンシンクロ
・スタダロンの効果でイルミネイトをサーチ
・レボリューションとスピーダーでクリスタルウィングをS召喚
・イルミネイト発動。デッキからヴルムSS
・スタダロンとヴルムでローズメイデンをS召喚。召喚時効果でブラックガーデンをサーチ
・ブラックガーデンを発動
・アサルトとローズメイデンでエンフェをS召喚
・ブラックガーデン効果で相手の場にローズトークン生成
・エンフェ②効果でブラックガーデンを破壊して1000ライフ回復し、スタンドアップをサーチ
・スタンドアップ発動。起動効果コストで手札を1枚捨て、プリメラを永続罠扱いで置く
・プリメラの効果で自身を特殊召喚
・チェーン1プリメラ、チェーン2スタンドアップの順で発動し、プリメラとスターダストでアークシーラをS召喚し、トゥルーデアをサーチ。
・アークシーラの召喚時効果でファランクスをサーチ
・エンフェ①効果で手札のトゥルーデアSS
・ジェットとエンフェでアムリターラをS召喚。召喚時効果でリフレーミングをサーチ
・アムリターラとトゥルーデアで赤き竜をS召喚。召喚時効果でランブルサーチ
・赤き竜効果対象アークシーラ。ブレイザーを脱法S召喚
・墓地のローズメイデン効果コスト除外対象でスターダスト。蘇生
・レボリューションの効果でデッキトップを墓地に送り、レベル1で自身蘇生
・イルミネイト効果対象スターダスト。レベルを1上げる
・レボシンとスターダストでバロネスをS召喚
・ランブル発動対象スターダスト。蘇生
・墓地のジェットの効果で自身蘇生
・ジェットとスターダストでブレイバーをS召喚
・ブレイバーの効果で墓地のドラコバックを装備
・ファランクスとリフレーミングをセット
・メンイフェイズ終了。エンドフェイズにアークシーラの効果でプリメラを永続罠扱いで置く
最終盤面

本構築で作れる最大の盤面です

表:アークシーラ、ブレイザー、バロネス、ブレイバー、クリスタルウィング
裏:ドラコバック、リフレーミング、ファランクス、プリメラ
・フィールドゾーンにスタンドアップ
・相手の場にローズトークン
合計7(8)妨害

4.の場合
・ジェット、アサルト、スタダロンとスピーダーでスーパーノヴァをS召喚
・イルミネイト発動でコスト除外対象スターダスト。レベルを1上げる
・レボシンとスターダストで赤き竜をS召喚。召喚時効果でランブルサーチ
・赤き竜効果対象スーパーノヴァでブレイザーを脱法S召喚
・ガーゴイル効果でトゥルーデアコストに自身SS
・ランブル発動対象スタダロン。蘇生
・スタダロンとガーゴイルで赤き竜S召喚
最終盤面

スパノヴァは効果2回使えます

表:赤き竜、ブレイザー、スーパーノヴァ
裏:なし
・フィールドゾーンにスタンドアップ
合計4妨害

5.の場合
・ジェット、アサルト、スタダロンとスピーダーでスーパーノヴァをS召喚
・イルミネイト発動。デッキからスタダロンSS
・イルミネイト効果でコスト除外対象スターダスト。レベルを1上げる
・レボシンとスターダストで赤き竜S召喚。召喚時効果でランブルサーチ
・赤き竜効果対象スーパーノヴァでブレイザーを脱法S召喚
・ガーゴイル効果でスタンドアップコストに自身SS
・スタダロンとガーゴイルで赤き竜S召喚
・ランブル発動対象スターダスト。蘇生
・レボシン効果でデッキトップを墓地に送りレベル1で自身蘇生
・レボシンとスターダストでブレイバーS召喚。召喚時効果でデッキからドラコバック装備
最終盤面

ジェット蘇生までやるとブレイバーはバロネスになります

表:赤き竜、ブレイザー、スーパーノヴァ、ブレイバー
裏:ドラコバック
合計5妨害

アラメシアを使ってしまうと通常召喚したモンスターの効果は使えない制約がかかるので注意。スタダロンの召喚時効果は蘇生時に使います。
ローズトークンを送りつけられる場合は相手のEXゾーンの下に送りつけるとより効果的です。また、トークン自爆→拮抗をケアするために基本的に先攻展開時は守備表示で出すようにしましょう。
妨害はクリスタルウィングやバロネスから先に使います。特にクリスタルウィングは相手ターンにプリメラと一緒に赤き竜のシンクロ素材なるので、最初のモンスター効果無効はクリスタルウィングで行います。

○誘発ケアor貫通プラン

基本的に誘発をもらいたくない方を後に使います。特にスタダロン+ディアベルスターのルートの場合、先にディアベルスターSSで誘発を釣ることで、スタダロンのイルミネイトサーチが通りやすくなります。イルミネイトサーチさえ通ってしまえばスタダロンのレベルを上げて5+7でアークシーラをシンクロし、後述のセンチュリオン展開に移行できます。
ヴェーラー、泡影のような無効誘発を2枚持たれていた場合は指名者で弾けないとスピーダー展開は止まってしまうので、スタンドアップが重ね引きできている場合は展開中のコストでなるべく捨てないようにしましょう。この際のスタンドアップのコストは旅路でサーチできるドラコバックで賄えます。その後はアークシーラをシンクロ召喚し、センチュリオンの展開を始められます。スタンドアップから裏に置くカードはトゥルーデアにすることで、効果でプリメラ設置→ガーゴイルサーチ→トゥルーデアコストでガーゴイルSSと展開し、そのまま赤き竜からサーチできるランブルと合わせて相手ドローフェイズでブレイザー2体を構えられます。
また、ニビルで出てくる原始生命体トークンはレベル11であるため、ジェット蘇生→1+11でアークシーラをシンクロ召喚でき、そのままセンチュリオン展開でリカバリーができます。
さらに、サーチを多用するのはスピーダーが通った後であるためドロバ受けも悪くなく、ほとんどのパターンで無敵スピーダーまで届き、ブレイザーとスパノヴァで3妨害を構えられます。

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