古いけど…長野五輪の原田のジャンプ

cocoroage中村です。

先日、ムスメにDSのソフトを買いました。
古いけどバンクーバーオリンピックのゲームです。

ムスメにというよりは僕がやりたかったんですね(笑)
どーしても、スキージャンプの競技をゲームでやりたかったから…

スキーを全くしない僕が、何故こんなにスキージャンプが好きなのかというと…
それは長野五輪の日の丸飛行隊の活躍にあります。
特に原田選手の。

当時の、個人ラージヒルのNHKの工藤アナの実況が
鮮烈に残ってます。

個人ラージヒル決勝。
原田は1回目を失敗し、6位に沈んでました。

メダルを取るには2回目のジャンプで挽回するしかない。

長野の前のオリンピック、ジャンプ団体戦で、原田は最後に失敗ジャンプをして、それまで1位につけてた日本は惜しくも金メダルを逃してしまいました。

長野もメダル候補の原田。
しかし1回目を失敗…
またか…なんて空気がながれる中、
2回目のジャンプでなんとK点を遥かに越え、更に自動計測可能な135メートルも越え、全選手の競技が終わるまで計測不能の大ジャンプをやってのけ、見事銅メダル獲得。

その時の工藤アナの実況。
「さあ原田因縁の2回目」と語り、
着地寸前の実況で、
「立て、立て、立ってくれえ~!…立った!!」
と叫ぶ。

この実況程、視聴者というか、日本国民全員の気持ちを代弁した実況はないと思います。
それぐらい飛びすぎてて、おいおい立てるのか!?
と心配してしまうぐらいの大ジャンプでした。

今でも、実況が耳に残って離れません。

そして団体戦。
またしても原田は1回目、不運も重なり失敗ジャンプに。

でもまた見事に2回目のジャンプで、135メートル越えの大ジャンプをみせ、最後の船木選手も見事に期待に応えて、125メートルの大ジャンプを決め、日本悲願の金メダルを自国開催で決めました。
最後に飛ぶ船木選手に向かって
原田選手が、
「船木、船木~!」
と言葉にならない声援を贈っていたのもとても印象深いです。

とにかく、フィクションでも作れんだろって程のドラマが詰まった、長野五輪のスキージャンプ競技でした。

それからすっかりスキージャンプに魅了されてしまいました。

あの工藤アナの実況、本当に名実況ですよね。

それからスポーツは必ずNHKを観ることにしてます!
やっぱり、スポーツ観戦において、アナウンサーの実況って重要ですよね。

で、ゲームの方はといいますと…
ムスメはバンバン100メートル越えのジャンプを決めてるのに、なかなか100メートル越えのじゃなくてが出来ません…
トホホ…

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