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あきやさん講演会#3(完)&私の糖衣

※ひたすら長文です※

「まずは靴から、それまで服なんて買わない…!(旧ツイッター)」「服も文化も誰かの不幸の上に成り立ってないものを選びたい」と息巻いてからわりと早い段階で服を買ってしまった。
(私が買った服の会社は一応人権問題やサステイナブルについて一定以上に取り組んでいるらしくニュースにもなったのだが、大量生産のそこそこお手頃なトレンドであり私もSDGsなどを意識して買ったわけではないので…)

そんなこんなであきやさん講演会、感動の大団円

「インプットよりアウトプット」
今回何回も聞いたこの言葉、私は食べ物じゃないものを食べすぎていた様だ。
自問自答に出会い旧ツイッターに自問自答アカウントを作るものの、上手い距離の取り方が分からず、素敵な情報の得方も分からずガンジス川を右往左往。そしてトレンドで食べなくても良いものを食べて時間と脳内スペースを無駄に浪費しがちだった。
取り敢えずファッションはWWDJAPAN・GINZA・Fashion Pressに絞り欲張らず。
仕事×家庭×推し活(趣味)×SNSでアウトプット&インプット&コミュニケーションを取る…で24時間足りますか?私はムリだ…インプットもアウトプットも時間がかかってしまうので、爆速ならぬ爆遅モグラで頑張る予定。でも上記3つのファッションアカウントをフォローしたことにより、RTで好きや気になるを多少表現できて右往左往のガンジス川が少し泳ぎやすくなった。

自分のファッションヒストリー、ファッションや音楽、仕事との向き合い方も自分で整理するために少しずつ書いておきたい。
これは別記事で整理したい案件だが、私は昔からファッションやなりたいブームがある2~3パターンの方向性でローテーションになりがち。
簡単に言うと
①美術館や名勝好きのマイペースな個性派⇔②女性らしさを出した洗練された感じ⇔③主張しない爽やかベーシック
自問自答に出会ってからも①⇔②⇔③をぐるぐるしている(ただし今現在の経済状況もあるので実際にそんなファッションは出来ておらず実質③のリーズナブルver.ばかり。アラサー頃までは振り回されてその都度散財してはセカストかヤフオク(メルカリ)行き)。
自分のコンセプトが微妙に決まらないのもそのせいかな…昔から「私の好き」に芯がある人が羨ましい。
なので一度自分のこれまでを整理したいなと思っている。因みに今は③→①な気分。
不惑になっても迷う自分だが、あきやさん(だったと思う)がどこかでお話されていた「自分が誰と、どんな人といたいですか」の問いに集約されているような気がする。②はちょっと違うかな…地方在住であることや女性的魅力(端的に言えばモテるモテない的な)の欠如によるコンプレックスから来ている気がする。
(※でも半年後に「やっぱりこっちかも…!」となってるかもしれない位、自分を信用できない)
私にも「バスケがしたいです…!」な時が来るように、安易な一目惚れでなく自問自答していきたいところ。

質問コーナーでもアウトプットの必要性が出たので、コンセプト出るまで月1ならぬ月2課したいと思う。だいたい自分は筆力ないのに長文過ぎる…でも下手でも言いたいことや整理せずにはいられない事があるので、書けたら何でもオッケーのゆるさでいこう。

〆のあきやさん言葉は金言なり。

見栄と言う名の糖衣

わりとチャレンジ服でもある

先述通り「①美術館や名勝好きのマイペースな個性派⇔②女性らしさを出した洗練された感じ⇔③主張しない爽やかベーシック」が脳内でぐるぐるしがちな自分。
家庭を持ってからはほぼ③をユニクロなどのファストファッションでまかなっていた。
数年前からはコロナ禍の影響で在宅になった事もあり③の低価格に拍車がかかり、爽やかベーシックというか母さんは量産型に。
今年の春、コロナが5類に移行して子ども達が通う保育園イベントが復活し、長女が水泳を習い始めて他のお母さん方と顔を合わせて交流する機会が増えた。
週末の水泳教室や1~2ヶ月に1回位のターンで訪れる交流の場で、ユニクロのニットにパンツ&こだわりの無いバッグや靴の自分がちょっと恥ずかしいというかソワソワしてしまう様になった。要は見栄である。
自分で勝手に肩身が狭くなり、態度には出さずとも内心ちょっと卑屈な気持ちになってしまった。毎週土曜日の水泳教室が少し億劫な原因でもある。
コンセプトが決まり三種の神器が揃うまで毎週億劫な土曜日を迎えるのも自分が辛いので、自分の心が卑屈にならないための糖衣服をワンセット購入しよう、と思うに至ったのである。

・子どもに汚されても腹が立たない価格
・そこそこ今の空気があり地味にならない
・コンセプト確定までの期間限定なのでどこか慣れないもの(素材、色柄、形など)に挑戦
・(今は③→①個性派な気分)、アートっぽい感じがあれば尚良し

で選んだのが写真の派手なボーダー柄のショートニットである。メーカーサイトのスタッフコーデでやってみたいコーデをワンセット買った。日経WOMANのあきやさん「最初はコーデのセットで」は正しい。大抵上下バラバラに一目惚れアイテムを選んで組み合わせに困るタイプだから。

この糖衣ワンセットを買った事でちょっと気が楽になった。当面の自尊心は糖衣服に任せ、焦らず自問自答して自分のセイロガン部分を見つけていきたいなと思う。

読んでくださるだけでありがたいので、結構でございます…!