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温泉マガジン

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お気に入りの温泉たちをまとめます。
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#源泉かけ流し温泉

北へ向かって。那須から福島へ[3日目〕

2日目はこちら つるの湯の湯治2日目です。 トップ画像は第四只見川橋梁を渡った先の上りの車両を追いました。 そして第四只見川橋梁上の只見線です。 前日は雪、朝から晴れるという願ってもない気象状況なので、木々にも雪がついて美しいことこの上ないです。 只見線は上り5本、下り3本という超ローカル線ですから、列車を撮るタイミングは恐ろしく限られます。ほぼ朝8~9時台が勝負です。 なので鉄子(私ね)、朝食もそこそこにR252をさすらいます。 次の目的地は、かねやまふれあい広場です

北へ向かって。那須から福島へ[2日目〕

1日目はこちら 昨晩から小雪がちらつき始める。 予報は雪になる模様。 高速を使うつもりはないので、順当なら郡山までR4で北上してR47なのだろうけど面白みに欠ける。 ここは那須で2日分の買い物をして、R289~R121という大好きな国道を抜けていこう。が、甲子トンネルあたりからが結構な吹雪で、除雪が間に合っていない。「どうする家康」状態に陥る。 それでも下郷町に降りれば、ばっちり除雪されていて無問題。 それからナビが会津若松に出るのを渋って、県道53から会津パールラインとい

GWの東北、越後、長野を旅する-11最終回【別所温泉】

別所温泉 七草の湯 肥沃な土地の広がる塩田平から別所線の終点駅別所 間近に山が迫り、額を突き合せた狭い土地に仏教寺院と温泉施設が軒を連ねる。古くは日本武尊が東征の際に見つけた七つの湯が起源とされる。 「七久里(ななくり)の湯」として古くは後拾遺和歌集にも歌われた。 その別所という地名だが、今人気絶頂大河ドラマ、鎌倉幕府と深い関係にある。鎌倉中期、第6代連署という役職にあった北条義政が病のためにこの地に隠居し別院となったことから、別所の名がついたということらしい。 鎌倉時代

GWの東北、越後、長野を旅する-10【加賀井温泉 一陽館】

長かったような連休もいよいよ最終日 清津峡から飯山に入ると、時期を待っていたような菜の花が満開だった。 黄色い絨毯がそちこちに出現して、さすがに道の駅も賑わいをみせる。 飯山に来ると必ず立ち寄る県道411から妙高へ抜ける道。 信越トレイルが横切る自然豊かな場所。特にこの黒岩山山域は、ギフチョウやモリアオガエルをはじめ、貴重な動植物の宝庫であることから「黒岩山天然保護地区」に認定されています。 特にGW時期は、いたるところにカタクリやスミレの花が咲き乱れるパラダイスになってい

GWの東北、越後、長野を旅する-9【清津川フレッシュパークキャンプ場 2泊目3泊目】

もっとちゃちゃっとレポをまとめようと気持ちはそっちに向かってるのだけど、なにせ連休最終日にやってしまったぎっくり腰が長引いて、ブロック注射や痛み止めの薬も効かず、体を動かすたびに、魔女の一撃に襲われて、もう何にもできない、どて←昨日までここ。でも昨晩は激痛なく寝返りが打てたし、これはいい兆しとちょっと頑張る気になってきた。 というわけで、何とか記憶の糸を手繰り寄せて、清津川フレッシュパークキャンプ場 は2泊目に突入です。 昨日は結構ぎっしり込み合っていたんだけど、朝からキャ

GWの東北、越後、長野を旅する-5【渡邉邸、雲母温泉】

南大平ダム湖公園キャンプ場2日目 キャンプ2泊だととても余裕、移動の必要がないのでのんびりできる。 温泉と周辺観光に出掛けることにする。 キャンプ場から車で30分、関川村役場前に国指定重要文化財の渡邉邸はある。まず驚かされるのがその広い間口で御城主の邸宅かと見まごうばかり。 渡邉邸は1665年、村上藩の家臣、渡邉儀右ヱ門が隠居して、この地に定住して様々な事業を始めて大地主になったそうな。 40室も部屋数があって最盛期70人もの人たちが住んでいたそうで、 平成にも大修理があ

GWの東北、越後、長野を旅する-7【栃尾又温泉 自在館】

R352を大湯温泉の入口から左折して行き止まりが栃尾又温泉 谷間の隔絶された空間には3軒のお宿が並びます。 玄関を入るとイケメンのお兄さん(マスクから見える範囲で)が説明してくれる。声もいいw その間荷物は部屋に運んでもらえた。 飲み物やお菓子はロビーに置いてあるので、セルフで頂くよう。 温泉の冷水ポットもあります。 作務衣を選んでお部屋へ お部屋は大正館を予約していて、本館から渡り廊下で向かう。 2間続きの広い部屋で鍵も掛かる。エアコンもストーブもこたつもあって あと、

GWの東北、越後、長野を旅する-6【華報寺共同浴場~栃尾又温泉、自在館】

2晩お世話になった村上市の南大平ダム湖公園キャンプ場を後にする。 そしてまた、キャンプじゃないと晴れる!というサイクルが回ってきたw まあでも移動日の車窓の風景が晴れて、山々が美しいのもうれしいので これはこれでいいかな。 車はキャンプ場から残雪の飯豊連峰の西側を回り込みながら、 華報寺共同浴場に到着。(トップ画像は華報寺) 華報寺の境内に駐車させていただきます。 開湯から1200年 新潟県内最古の温泉らしい。 出湯、今板、村杉の三つの温泉地を総じて五頭温泉郷と呼ばれ、いず

GWの東北、越後、長野を旅する-4【新潟県、南大平ダム湖公園】

GW3日目はいよいよ山形から新潟へ移動 はたの旅館からまずは赤湯温泉あずま湯へ なんとあずま湯は5/16に閉店し、新しい場所で名前も変わって開業になるようです。 外観も館内も昔ながらの銭湯という雰囲気で湯舟は意外と広め。 お湯はダバダバの掛け流しでカランのお湯も温泉です。 薄緑色のお湯で微かに硫黄臭がします。かなり好みのやわらか目のお湯。 泉質は含硫黄-NA・CA-塩化物泉で適温です。地元の皆さんは心なしかお肌がきれい。 何といってもお値段¥100、共同浴場はほかにも何か所

GWの東北、越後、長野を旅する-3【山形県、小野川温泉滝の湯、かみのやま温泉はたや旅館】

只今腰の痛みに耐えながらこれを書いています。 なんでこうなっちゃったのか特に思い当たる節がないのだけど、連休最終日にやっちゃいました。あれだけ温泉回ったのにシクシクです。 今日の目的地は上山市のかみのやま温泉 その前に米沢市の小野川温泉で一風呂浴びてからという予定です。 小野川温泉は小野小町が立ち寄り湯をしたという伝説があって、歴史のある温泉場です。 今回は2つある共同浴場のうち滝の湯に入湯。 泉質は含硫黄ナトリウム カルシウム塩化物泉含ラジウムPH6.9の中性です 温泉

GWの東北、越後、長野を旅する-1【湯ノ花温泉-湯端の湯、古町温泉赤岩荘】

予定を立てるのが大好きだ。もう趣味と言ってもいい。 オープンオフィスできっちりと表にして、ルートから何なら温泉の泉質まで調べ上げる。ついでに長男にまでラインで送っておく。 長男からは「泉質www」と返事をいただく。いいじゃん。 そして実際は変更に変更を重ねて、相方には「もう温泉ごちそうさま」 とまで言われても、あっちもっこっちも行きたいとなってしまう。 深夜割引目指して最寄りの東名のICにin 圏央道も使うので、この深夜割を使えるのと使えないのとでは、料金が雲泥の差になる

見直したい伊東温泉

伊東温泉 大東館 伊東温泉に来るのは何年ぶりだろう。 はるか昔のリーマン時代に遡る時で、当時強制参加の泊まりの忘年会。 幹事氏が最低の料金で探してきた宿は、宴会用の部屋にふすまを隔てて男子女子の部屋割りという荒っぽさで、大広間の中央に女子4人の布団がポツンというシュールさ。。。 お風呂もお夕飯の記憶もないのだけど、たぶん軽めのお夕飯だったみたいで ふすまの向こうで、部長が「腹減った、ラーメン食べに行こう」というのがうるさかったのと、部長のいびきで全員眠れなかったという思い出

硫黄泉はシャブリの香り?!。。。

奥塩原あらゆ温泉、渓雲閣 塩原温泉は、塩原元湯温泉 ゑびすやから今回が2度目。 塩原温泉も地域の中に塩原十一湯と呼ばれる温泉地が点在しています。 箱根十七湯と呼ばれている箱根の温泉地ともなんだか通じるようで、 私たちの住む県下なのでついつい箱根と比べてしまいます。 その中でも今回はやはり大好きな硫黄泉のお湯に浸かりたいのと、 日本秘湯を守る会のスタンプを集めてみようと思い立ち、渓雲閣に予約を入れてみました。 箒川沿いの温泉街から登っていき、山中に入るとあたりはまだたっぷ

今年のキャンプと温泉を振り返る前半

いよいよ今年も残すところあとわずかとなりました。 今年のキャンプもコロナ禍の中で直前のキャンプ地の閉鎖、他県の方お断り等々で、野宿もあったりと若干の試練もありました。 それでも年間45泊をテントで過ごしまずまずの1年だったかなと思います。 キャンプの詳細は別のブログに書いているのですが、今年のキャンプと温泉のコラボを写真も添えながら振り返ってみようと思います。 遠隔地まで出掛けて毎度温泉宿泊というのも豪勢ですが、資金面で続きません。湯治というリーズナブルプランもありますが、