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spotifyプレミアムプランを始める(vaporwaveに憑りつかれて)


3か月ほどフリープランで楽しんだのち、とうとう今日spotifyのプレミアムプランに登録しました。

「サブスク」の意味をようやくここ一年で理解したのもつかの間、やっと登録を決意。記念すべきサブスクデビューです。

この決意は最近わたしが憑りつかれてしまった音楽(のジャンルだけには留まらないのですが)、「vaporwave」によるものなのです。

「vaporwave」とは――。

「ヴェイパーウェイヴ(またはベイパーウェーブ、英:英: Vaporwave)は、2010年代初頭にWeb上の音楽コミュニティから生まれた音楽のジャンルである。過去に大量生産されて忘れ去られた人工物や技術への郷愁、消費資本主義や大衆文化、1980年代のヤッピー文化、ニューエイジへの批評や風刺として特徴づけられる。基本的にパソコンとDAWを用いて、素材の加工と切り貼りだけで制作される。」(Wikipediaより)

このことについて細かく書くとそれだけで疲れてしまうので、興味のある方は各自調べていただくとして…spotifyにもたくさんのvaporwaveの曲があることを知り、聴いていたのですが、なかでもお気に入りが

「猫 シ Corp.」というアーティストの楽曲です。猫 シ Corp.はvaporwaveのジャンルの一つである「Mall Soft」という、80年代のショッピングモールのBGMのような「ミューザック」や人の声などの環境音を混ぜ込み、架空のショッピングモールを創り出す音楽を創ったvaporwaver(こんな単語はあるのか知りませんが)。

その MallSoftがやたらと刺さってしまったのです。やたら感情を引き出す歌詞のある音楽に疲れたわたしにはオアシスのような音楽でした。MallSoftは「わたし個人」を消し去り、きれいに商品が陳列され、空調が効き、すべてを平均化するようなBGMが流れる、快適極まるショッピングモールへと連れて行ってくれるのです。

これから思う存分spotifyでvaporwaveライフをエンジョイしたいと思います。

最後に付け加えるとvaporwaveはInstagramにもアカウントやタグがあるように、画像・映像としてのジャンルも存在し、もともとはそういう画像が好きで音楽にも首を突っ込んでいったという経緯があるのですが・・・

その話も長く長くなるので、また機会のある時に書ければ良いなと思っています。



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