逆子を経膣分娩しました 

先日、第3子を出産しました。
妊娠のだいぶ早い段階から逆子で、逆子を経膣分娩しました(帝王切開が多数派)。
比較的珍しいケースなので、誰かの参考になればと思い投稿します。
ただし、様々な条件やリスクを理解して臨み、無事に出産できた今だから投稿できることだと考えています。
逆子で悩んでいる方は、ご家族や主治医とよくご相談の上、出産方法を選択いただければ幸いです。


第三子にして初めての逆子、逆子体操やお灸

第一子、第二子は経膣分娩で出産しました。
妊娠後期になるころ逆子であることを健診で指摘され、
逆子体操やお灸(独学)を行いましたが、34週でも逆子のままでした。

逆子の出産は帝王切開!?

ネットで調べる限り、逆子の出産は帝王切開が一般的(というかほとんどの病院が帝王切開です!とはっきり書いていました)。
産後がつらい(3人育児)のと手術がこわいのとで、何とか頭位になってほしいと考えていました。

33週の助産師外来で、
「できれば帝王切開避けたいのですが、いつまで手術待ってもらえますか?」と聞いたところ、
「上のお子さんもいるし、そうですよね。
単殿位(逆子にもいろいろな姿勢があって、そのうち最もメジャーな姿勢)なら経膣分娩で産めるかもしれないし、外回転で戻るかもしれないし、医師に相談してみましょう」と言われました。

まさか、逆子で経膣分娩で産めると思っていなかったので、びっくりしました。

逆子でも経膣分娩できる!?

「胎児の姿勢や体重、今までの出産歴、私の体格などから考えると、経膣分娩で産むことはできそう(回してくれようとしましたが、回ってくれませんでした)、35~36週で決めましょう」と医師に言われました。

そこから、逆子で経膣分娩で出産した方のブログなどを拝見し、本当に経膣分娩で出産する方もいらっしゃることを知りました。
産婦人科学会のガイドラインなども拝見し、学んだことや考えたことを以下に記載します(あくまで個人の理解です)。


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