見出し画像

インボイスで得する人

インボイス制度の施行が近づいてきています。
田舎の会計事務所では、みんなやっと制度を理解しはじめた、といった肌感です。
消費税は預り金なのか?とか、免税事業者は益税をピンハネしてる!とか、逆にしてない!とか、いろんな論調がありますが
インボイスで損する人と得する人は一体誰なんでしょう。

〇 インボイスで損する人
まず、インボイスにより損する人は、免税事業者、又は免税事業者から仕入をする人です。
導入前後で取引価格が変わらなければ仕入をする人が負担を受け、値下げをすれば免税事業者が割を食います。

〇 インボイスで得する人
じゃあそのお金はどこへ行くのか?というと、納税を通して国に行きます。

反対派は、
そもそも免税事業点制度が~
消費税は預り金なんだから~
とか

逆に賛成派は、
免税事業点制度は小規模事業への配慮なんだから~
消費税は預り金じゃない
とか

色々理論的な話は尽きませんし、決着はつかないでしょう。
でも、そもそも税金なんて理論的なものでもなんでもなくて、社会的な配慮とか推進とかで決まるものでしょう。

免税事業者は、基本的に売上一千万以下です。普通に考えたらそんなに裕福な生活はしていません。
そんな事業者が損しうる制度を、本当にこのタイミングで導入するべきなんでしょうかね。

あと因みにですが、会計事務所職員の私も損する人です。
登録番号の確認やら免税事業者かどうかの確認やら仕事爆増に震えています。わしの法定休日かえしてくれい

あと消費税は頼むからもっとシンプルな仕組みにしてくれ…







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?