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【小説】『ルビーに萌え立つ』#冒頭3行選手権

「私、ルビーの花になりたい。刹那の内にパッと咲いて、須臾の間に萎れて沈む、綺麗でしょ?」
 死際の君の言葉は半端な宇宙語のようだった。

後、一本だけ。

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