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【アイプラ】ライブテクニック~内部システム編~


おはこんにちばんは、碧です。

今回はタイトル通り、ライブの内部システムについて解説・攻略をしていこうというものです。

そもそも内部システムってなんぞや?って方もかなり多いかと思います。
内部システムとは、スキル発動の順番やビート内処理、スコアの計算式など、公にされていないあれこれの総称だと思ってもらって大丈夫です。

こういったことは、ゲーム攻略に直結してしまうものなので、ゲーム内のヘルプでは情報量が少なめに記載されています。
ヘルプを全て確認した上で、ライブの観戦や分析の内容を全て理解できるか?と言われたらユーザー全員が理解できるような内容でもない気がします。編成次第ではかなりの情報量になりますし、何をどう見たらいいのか分からなくなるのもあるでしょう。

今回は下の画像を元に内部システムについて順番に解説をしていきます。この画像は、1ビート間で行われている内部システムを簡易的にまとめた画像です。
それらを例や楽曲譜面などを用いて1つ1つ解説していきます。


ちなみに今回ここで解説していく内容のほぼ全ては僕が検証したものではありません、有志による検証等によって判明した内容です。それをまとめた某スプレッドシートがありますので、最低限理解している方はそっち見た方が早いです。
また、この記事を読んで参考になったとしても僕に感謝等はしないでください。むしろ地道な検証を重ねて続けた方々にお願いします、まじで。僕はそれを噛み砕いて解説してるだけです。


それでは行きましょう、よろしくお願いします。







ビート内処理の基本知識

まずは解説の前に、全体を通して基本知識として絶対に覚えてほしい内容があります。

①、Pスキル、フォトPスキルはそれぞれ1人1ビートにつき1つまで発動可能

②、無条件スキル1行目からスキル効果が書かれていて、発動に条件等が無く即発動できるスキル

③、条件付きスキル1行目に「〜の時」や「〜コンボ以上時」などのスキル発動のための条件があり、かつ【改行】されて2行目からスキル効果が書かれているスキル

④、AスキルやPスキルを2つ持っている場合、発動可能であれば左から優先的に発動する。

⑤、レーンの優先順位は左から42135の順番(下記画像参照)







1、ビート内処理

ビート内処理は、1ビートの前後でスキルの発動やCT回復の処理などを行う総称です。

そもそもビートの前後って何?ってなる方もいるかと思いますので念のため説明します。
アイプラは音ゲーのように自分でノーツをタップして楽しむものではありませんが、ゲーム内でアイドルたちは歌唱・ダンスなどでビートを刻んでスコアを獲得しています。 (そういうイメージない?あるよね?僕だけ?) そのビートを刻む直前と直後に起こるシステムのことです。

ここを理解することで、スキルの発動タイミングやビート数、CTなどの細かい部分を踏まえてキャラ配置をしたりSPにバフが届くのかなど考えることができるようになります。
では1ビートの間で行われている処理を箇条書きしていきます。


1、[A,SP時]ワープ効果 ※1
2、[A,SP時]発動アイドルの選択 ※2
3、[A,SP時]スキル発動の可否
  (スキルの存在、残スタミナ、CTの確認)
4、Pスキルの発動(前)
5、SPスキル、Aスキル、ビートスコアを発動
6、全ての効果のビート数とCTを1減らす
7、Pスキルの発動(後)

※1…フェス琴乃や正月こころなどのSP前ワープ、正月莉央や嫁芽衣などのA前ワープの効果
※2…バレ麻奈のスキルチャンス譲渡効果


これで全てではありませんが、1ビートの間にこれだけのことが起きています。とは言え、基本的に意識してほしいのは4〜7だと思っています。
(4と7の各Pスキルの発動については後述)




2、スキル発動順

続いて、先ほどのビート内処理の4と7に関する内容です。
Pスキルの発動には前発動後発動の2つのタイミングがあり、それぞれ以下のようなスキルが該当します。


〈前発動〉
無条件スキル
•1行目に「誰かがAスキル発動前」「誰かがSP発動前」「ビート時」と書かれているスキル


〈後発動〉
条件付きスキル
•CTが回復したスキル(無条件、条件付き問わず)


また、ライブボーナス(ライボ)の発動タイミングは、前発動も後発動も一番最初に発動します。




3、アイドルの発動順

Pスキルは配置の優先順である42135に加えて、メンタルによって発動順が決められています。

そしてメンタルについてですが、スキル発動はメンタル値が高い順から発動されます。
メンタルが同値の場合、アイドルの配置順によって順番が決まります。




4、Pスキルの発動順

みなさんご存知かと思いますが、アイドルのスキル以外にも、ライボとPスキル持ちのフォト(通常フォト、フォトレタッチ問わずにこれをPフォトと呼称)があります。
このどちらにも、アイドルのPスキルと同様に前発動と後発動が存在します。
これらの発動タイミングを確認していきましょう。

Pフォトの発動タイミングは、前発動も後発動も、アイドルのPスキルの後に発動します。
例えば、フェス琴乃にDaブーストスキルのレタッチを持たせます。この場合、琴乃のPスキル(延長効果)が前発動してからDaブーストスキルが前発動します。

また、Pフォトもアイドルのスキルと同様に、2枚以上持たせている場合は発動可能なスキルを左から優先的に発動していきます。



5、応用

ここまでの見出し1〜4の内容は理解出来たでしょうか?

ここからは各項目で勘違いしやすかったり分かりにくい効果処理などの応用をまとめていきます。

はっきり言いますが、ぶっちゃけ難しいです。
でも理解できるとかなり攻略に役立つ内容なのでぜひ覚えてください。

1,ビート数


まずは、勘違いしやすいスキル効果のビート数です。
では次の例を見て確認しましょう。

フェス怜のスキル2とスキル3

僕の推しで、所持率がそこそこ高そうなフェス怜で解説します。

で、何をどう勘違いしてるかもしれないのかと言いますと、Aの効果のビート数(今回で言えば30ビート)は表記よりも1短いということです。
どういうことかと言いますと、まずはビート内処理の7を見てください。全アイドルの効果時間を1ビート減らす処理ですね。察しが良い方はもう分かったかと思いますが、効果が発動した直後の処理で1ビート減らされているわけです。
仮に、50ビート目に配置されたAスキルをフェス怜が発動したら、50ビート+30ビート=80ビートまで効果が続くというわけではないのです。実際には50ビート目に効果を1ビート減らされてしまうので、50+29=79ビートという計算が正しいことになります。
これはAスキルだけでなく、SPスキルとPスキル(一部例外あり、後述)の効果も同様です。普通に罠ですよね。


次にもう一つ、AやSPで発動した効果はそのスキルの獲得スコアの計算には含まれないということです。スキルの効果は上から順に処理されるので、スコア獲得を処理してからバフの効果が処理されます。

デニム怜のAスキル(楽曲はハイスコア8)

このように、ライブ分析を確認するとAスキル効果のダンスブーストが乗っているように見えますが、これはスキル効果の処理が終わったタイミングの状態を表示しています。
なので画像のAスキルでは集目8段だけがスコア獲得に貢献しています。(ここでのスタミナ継続回復はスコアには無関係)

フェス怜や初音ミク、梨子のように譲渡効果を発動した場合、分析では効果が何も表記されていないのは譲渡した後の状態だからです。


最後に、Pスキルのビート数の内部処理についてです。
Pスキルは前発動と後発動で継続するビート数の計算が異なります。
内部処理順を見れば分かりますが、前発動の直後にビート数を1減らし、その後に後発動が処理されます。よって、前発動はAスキルと同様に表記よりも1短く、後発動は表記通りに、効果が続きます


2,発動順

次に、無条件スキルの発動タイミングの変化についてです。
通常、無条件スキルは1ビート目の前発動で1回目のスキル発動がありますが、2回目からは後発動になります。これは、前発動してからすぐにスキルのCTを1減らすので、CTが0になった直後に後発動のタイミングが来ます。そうすると、無条件スキルは即発動するので後発動のタイミングで発動します。CT50のPスキルであれば、1ビート目前発動、50ビート目後発動、100ビート目後発動…と発動していきます。

ちなみに、後発動のPスキルであれば、1ビート目後発動、51ビート目後発動、101ビート目後発動…と発動していきます。


星海莉央のスキル2とスキル3

上記の発動タイミングの変化により、注意すべき点があります。
この莉央は、無条件スキルのスキル2と条件付きスキルのスキル3の発動タイミングが100ビート目後で被ってしまいます。この場合、左から順に発動するので100ビート目後にスキル2、101ビート目後にスキル3が発動します。

浴衣千紗のスキル2とスキル3

これも少し特殊な例です。
この千紗のスキル3(画像右)は3行目に発動条件が書かれていますが、1行目にスキル効果が書かれているので無条件スキルです。
無条件で発動した上で、さらに条件を満たしていれば3行目の効果が発動するということです。

また、スキル2(画像左)は条件付きスキルです。
ビート内処理では基本的に左からスキルの発動をするのですが、スキル2は後発動なので前発動できるスキル3が優先されて発動します。そして、1ビートに1スキルまでしか発動されないので、スキル2は次のビートに発動が持ち越されます
この処理はフェス葵とDaのkanaも同様の発動順になります。




3,ライブボーナス

注意すべきは後発動です。ライボの発動タイミングに条件を満たしていない場合、その後の各Pスキルで条件を満たしてもそのビート中には発動できず、次のビートに持ち越され後発動します。

1ビート目後でPフォトのAスコア、
2ビート目後でライボが発動


4,その他

続いてワープ効果についてです。
正月こころやフェス琴乃、花嫁芽衣など、スキルの効果で対象アイドルの強化効果をA前やSP前に移動させる効果(ワープ)があります。
ワープ効果はビート内処理の最初に起こるものなので、スタミナ不足やCT中などでスキルが発動出来なくても効果がワープしてしまうので注意です。
さらにワープ効果はA,SPスキルとPスキルで異なることがあります。それはワープのタイミングです。
A,SPスキルでのワープ効果はスキル発動時にワープするので効果のビート数を減らす処理の前にワープします。
Pスキルは後発動なので効果のビート数を減らす処理の後にワープします。



次に、現在はバレンタイン麻奈だけが持つスキル効果、スキルチャンス譲渡についてです。
この効果は、バレ麻奈がスキルチャンス譲渡状態の時にAスキルを発動しようとする時、他のアイドルにAスキルの発動を譲渡できるというものです。
対象となるアイドルは、その時にAスキルが発動可能で、麻奈がいるレーンのステータスが高いアイドル(麻奈を除く)です。

分かりやすい例はハイスコア2の4枠(Viレーン)です。A59でスキルチャンス譲渡状態になり、A79で効果が発動します。この時、2枠(左SPレーン)のアイドルでA79を発動させたい場合は、このアイドルのVi値を1番高くしておくことで譲渡されます。

バレンタイン麻奈のスキルチャンス譲渡とハイスコア2



〔3/10追記〕
コンボ継続効果についてです。
これは、この効果を受けたアイドルがAスキルやSPスキルをCTやスタミナ不足、メンタルミスなどにより発動出来ず、コンボが途切れてしまうのを防ぐ効果です。

この効果で注意すべき点は、コンボ継続効果によってAスキル、SPスキルを繋いだ場合コンボ数は増えないということです。
これにより「〜コンボ以上時」の条件付きスキルの発動タイミングが変わります
例えば、100コンボ以上時の条件付きスキルは通常100ビート目後に発動しますが、途中で発動出来なかったAスキルを1つコンボ継続効果で繋ぐと、101ビート目に100コンボを迎えるので101ビート目後に発動します。



6、終わりに

今回はここまでです。
いかがだったでしょうか?難しく思われる方もいるかと思いますが、覚えればかなりライブ攻略に役立つ内容なのでぜひ覚えてみて下さい。
今回解説しなかったスコア計算については、別の機会に書こうと思っています。
長々と書いてきましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします。



参考文献: IDOLY PRIDE Resource Portal


Special thanks…やるキ士、ちくわぶ、毒いちご

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