#01 なぜ定期巡回サービスはこんなにも私達を魅了するのか
第1回目にしてラブレターです。あ、待って、引かないで。
弊社メンバーの魅了されっぷり
社長から一般社員まで、定期巡回サービスに脳から髄から徹底的に焼き尽くされたジャンキーが勢ぞろいしており、さながらバイオハザード状態。
しかもメンバーの経歴は多種多様。
介護歴20年のベテランもいれば、業界未経験で飛び込んできてくれた人も。
兵庫県神戸市で事業所を開設しましたが、主要メンバーでもともと兵庫近辺に住んでいた人は、極わずか。移住者がめちゃくちゃ多いんですね。
なぜ、こんなメンバーが集ったのかって?
定期巡回”熱”って、感染(うつ)ルンです。
冗談はさておき、
・定期巡回サービスをより良いものにするために
・日本中の人に定期巡回を 知って / 使って もらうために
一切の誇張なく、全身全霊で取り組んでいます。
ある種狂気とも言える情熱を生み出す定期巡回サービス。
今日はその魅力の一端をご紹介します。
ハマると抜け出せないラクさ
定期巡回サービスって、身体に馴染むととにかくラクなんです。
ただしラクといっても、手が抜けるといったニュアンスではありません。
ちょっと詳しく解説してきます。
(見出しがアレなので念の為言っておきますが、合法です。)
1.時間に縛られないことで得られるラクさ
すでに語り尽くされているような気もしますが、まずはコレ。
制度の違いをざっくり説明するとこんな感じです。
<従来のサービス>
「20分以上は滞在しなさい。排泄介助と服薬確認よろしくね。とはいえ30分以上は滞在しちゃダメですよ。」
<定期巡回サービス>
「排泄介助と服薬確認よろしくね。」
定期巡回サービスにおいては、
既定時間の消化という視点から脱却し、ニーズに応えることに集中できます。
加えて、スキルアップによりひとつのケアに要する時間を圧縮できると、
勤務時間の中でより多くのニーズに応えられるようになります。
このように時間に縛られないことで、
①真の目的にフォーカスすることができるラクさ
②スキルアップが会社・地域の貢献につながるラクさ
このふたつを享受することができます。
2.即時対応によって得られるラクさ
定期巡回サービスって、とにかく早くて柔軟なんです。
こちらも制度の違いをざっくり説明。
<従来のサービス>
「1回サービスを増やすとなると、利用者が負担する金額も増えるよね。勝手に増やすわけにもいかないから、まずはケアマネジャーに相談。そのあと利用者さんとご家族にも了承得て、承認が得られたら増やそうね。」
<定期巡回サービス>
「今朝から発熱してるから、通常3回のところ今日は5回訪問しよう。月あたりの定額制だから利用者負担も増えないし、事後報告だけしておこうね。」
さまざまなリスクを孕む在宅介護において、
いかにリスクを未然に防ぐかという観点が非常に重要です。
ただ従来のサービスだと、どうしても様々な手続きを踏む必要があり、その間は辛そうな利用者をただ見守ることしかできないという状況も往々にしてあります。
(これは誰が悪いということではなく、制度上の限界です)
定期巡回サービスの早さと柔軟性を最大限活かすことができれば、
利用者に我慢を強いずに済むラクさを得ることができます。
試行錯誤する楽しさ
ここまでは主にサービス提供における魅力を語ってきましたが、
事業所運営・経営における魅力に触れないワケにはいきません。
こちらもかなりの中毒性。(くどいようですが合法です)
1.定期巡回サービスの再定義
全国の定期巡回事業所の方々や、ケアマネさん達と接する中で、「定期巡回ってどんな利用者さんに合いますか?」という質問をよくされます。
これ、個人的には定期巡回サービスを知れば知るほど答えに悩む質問です。
というのも、定期巡回サービスはその柔軟さが故に、自在に形が変わる液体のようなサービスなんです。
件の質問に極論で答えるならば、「誰にでも合います」
ただし、液体であるがゆえに器をきちんと整えておかないと、サービスそのものが破綻してしまうリスクを孕んでいます。
その典型例が、事業所都合で捻じ曲げられた定期巡回像。
「要介護度に応じて、訪問回数が決まっている」
「長時間の滞在はできない」
「軽度者には合わないサービスなので受け入れられない」etc…
これらの柔軟性とは対局にある既存のイメージを塗り替えるべく、
定期巡回サービスを本来あるべき形で再定義し、広く周知していく必要があります。
具体的には、相手方の職種・定期巡回の認知度、季節、地域における課題など、様々な要因に応じて定期巡回サービスを再定義し続け、より良いサービスを作り上げるための試行錯誤を繰り返します。
その結果、マイナスイメージを抱いていた方からポジティブな反応が得られると、みんなの努力が報われた実感とともに、目指すべき社会に一歩近づいたような気がして、かなりクセになります。
2.ひらめきの実現と展開
日々の業務の中で、職員目線・利用者目線での「あったらいいな」がたくさん浮かびます。
もちろんアイデアが浮かんだら即共有。実現性の検討に移ります。
事業所で顔を合わせたときでも、事業所会議の場でも、はたまた飲み会の場でも、ざっくばらんに意見を投げあっているうちに、本当に実現するケースも多々あります。
具体的には、
・意外な切り口での定期巡回サービスの売り込み方
・事業所内の団結力を深めるためのイベント企画
・定期巡回サービスと組み合わせる新しい自費サービスの開発 etc
加えて私達のモットーは、どんどんマネしてもらうこと。
自社の成功例を全国の仲間に共有した結果、遠い地域でプラスの作用が起きるという環境は、なかなか得られない類のやりがいを感じることができます。
まとめ
時間と体力さえ捧げてしまえば無限に列挙できそうなのですが、小出しにしたほうが記事数も稼げるので一旦この辺りで締めようかと。
ノリと勢いだけで始めてみたnoteですが、1人でも多くの方に定期巡回サービスの魅力が伝わればいいなと感じている次第です。
今後とも何卒!
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