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ブックレビュー つながり過ぎた世界の先に


今回レビューするのはこちらの本。 


マルクスガブリエルの新刊 

つながり過ぎた世界の先にです。 

哲学好きな人であれば、彼を知らない人はいないぐらい 

有名な哲学者です。 

21世紀を代表する哲学者の一人として、 

世界中から一目置かれています。 


本書では、 ガブリエルにロングインタビューをした内容となっています。 

今を生きる現代の哲学者は 

コロナや世界をどう見ているのか? 

世界のつながりをどう見ているのか? 

がよくわかります。 


本書は、哲学書ではなく インタビュー本ですから。 

難解な知識などもなく、 スラスラ読めるようになっています。 

あんまり言うとネタバレになってしまうので 

詳しくは読んでほしいのですが。 

彼は色々な提言もしています。 

その一つに デジタル・デトックスがあります。 

彼自身も、 コロナ禍の間 

デジタル・デトックスをしていたみたいですが。 

改めて、 デジタル・デトックスの重要さがわかります。 

YOUTUBE依存やSNS依存をしているうちは 

一生幸福にはなれないのですよ。 

そういえば、 ひろゆきさんの新刊でも 

SNSとは距離を置いたほうがいいと書かれていましたし。 

SNSと正しい付き合い方を出来るかどうかが 

鍵を握るわけですよ。 

私も昔は結構依存してましたけど。 

FBとYOUTUBEは 殆ど見なくなりましたし。 

Twitterでの情報発信はしているけど 

コメントなどはあんまり見てないし、返すこともありません。 

【あ、Noteのコメントはちゃんと全部見てますけどね】

基本的には、SNSをやらない方が ハッピーになれますからね。 

 

更に彼は、 フォロワーがいても実社会には影響がないとも 

言ってますが。  これはほんとそのとおりだと思います。 

フォロワーなんて、 ただの数字であり 一種の神話信仰と同じです。 

それが影響しているのは所詮、 ネットの狭い世界だけであり 

実社会にはたいして影響を及ぼしていないのが現実です。 


そんへんを勘違いしている人は結構多いんですよ 

だから、 フォロワーや 登録者が多いと すごいと錯覚してしまうのです。 

じゃあ その中で アクティブユーザーが 何人いて 

ちゃんとしたファンが 何人いるか とか 把握してますか??? 

って話なんですよ。 

誰も実体を見ず、 虚像だけで判断しているから 

トラブルだったり、変なことが起こるんですよね。


本書では、 コロナのこと、政治のこと、資本主義のこと、 

世界情勢のことなど 色々な切り口で 語られているので 

なかなか面白いですよ。





















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