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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【5月12日㈬~5月18日㈫】

東京には引き続き緊急事態宣言が発令中ですが、カトリーヌ・スパークレトロスペクティ“SPAAK ! SPAAK ! SPAAK!”は、当初の予定通り今週末5月21日からヒューマントラストシネマ渋谷で上映がスタートします!

てなワケで、準備たけなわの日々。今日はオリジナルTシャツが出来上がってきました。本連載、【3月17日~23日】分でアパレルメーカーとミーティングしたことに触れていますが、実はこの特集上映とのタイアップ案件でした。が、残念ながらそのブランドとのタイアップはスケジュールの都合やら何やらで実現せず。ならば!と、今回の特集上映の提供会社であるキングレコードさんが製作したオリジナルTシャツが、上記の画像の二通りのデザインのものです。ロゴだけのバージョンと、今回メインで使用している画像をあしらったバージョン。どちらもシンプルなので、どんな服にも合わせやすいかと。公開劇場で販売しますので、ぜひ現物をご覧になってみてください。

「ファンタスティック・プラネット」Tシャツ(黒)

一方、こちらは5月28日から渋谷HUMAXシネマで再上映が始まる『ファンタスティック・プラネット』のオリジナルTシャツ。今回、劇場スタッフの皆さんが主導して、「オリジナルTシャツ付き特別鑑賞券」というのを販売中です。まもなく限定数に達する見込みだそうなので、「欲しい!」という方は劇場までお問い合わせください。

…と通販サイトのような様相を呈してきましたが、ついでにもう一アイテム宣伝してしまうと、カトリーヌ・スパークレトロスペクティブ”SPAAK ! SPAAK ! SPAAK!”のパンフレットも出来上がり、昨日会社のほうに配送されてきました。いつもはギリギリ公開前日とか、公開当日に劇場に直接納品、みたいな綱渡りになりがちですが、今回は制作を担当したStaff Mの厳格なスケジュール管理により(笑)、なんと公開3日も前に完成したのでした!

画像2

パンフレットの制作はStaff Mに全部任せていたので、私はデザインラフが出来てきた時点でその全貌を把握したのですが、自分で自分の会社の制作物を褒めるのもどうかと思いますが、デザインがカワイイのはもちろんのこと、書き手の人選も気が利いていて、寄稿してくださっている文章も面白いものばかりで読み応えバッチリ。すでに公式サイトでご紹介している町山広美さんの「#Free Britney 時代のカトリーヌ・スパーク論」から始まって、映画評論家・滝本誠さん、ラジオDJ/翻訳家・野村雅夫さん、漫画家/コラムニスト・辛酸なめ子さん、フランス文学者・鹿島茂さん、マンガ家・渋谷直角さん、セクシー女優/文筆家・戸田真琴さん、ライター/編集者・小栁帝さん!豪華執筆陣で、「なぜ今、カトリーヌ・スパークなのか?」という問いに対する答えも、読んでいるうちに浮かび上がってくる(ような気がする)優れものです。このコロナ禍で、「劇場でぜひお手に取ってみてください」とは言えないのが心苦しいですが、中身確かめないで買っちゃって頂いても大丈夫!と言い切ってしまいましょう(笑)。

今週は、他にもこちらに書きたい出来事がいろいろありました。たとえば、買付けを手伝って年明けに公開された他社さんの配給作の、秋ブルーレイ発売に向けての監督リモート取材の立ち会いなんかは、その詳細を書きたい欲求にかられるのですが、情報公開はまだ先。監督の名前も書けなくて残念です。ん~、自慢したい!

でも、時代は変わりましたよね。昔は現地にいる監督の取材は当然電話インタビュー。“テレビ電話”なんて夢のような話でしたが、今や特別な技術や設備がなくても、リアルタイムでzoomで繋がれる。PCの分割画面の中で、質問に答えているその監督の姿を見ながら感慨にふけってしまいました。長生きはするものですね。

最後にひっそり。先週書きました怪我は、おかげさまで順調に治癒しています。が、大事をとってここ10日ほど走っていないので、顎の線も緩んできて、体全体少しずつ大きくなっている気がします。ヤバいです。

                      texte de daisuke SHIMURA

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