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ガチのオタクソングが好き

自分はガチのオタクソングが好きだ。
ここでいうガチというのは、有名バンドが超人気アニメのために作った曲とかではなく、エロゲやアニメの世界観とマッチした、ラストシーンとかで出てくる、おばさんが必死で歌っている曲の事だ

因みに1番好きな曲は「悠久の翼」という曲なのでぜひ聞いてみてほしい

ただ、一応だが別ジャンルの曲も聞く、そして普通に好きになる事もある(逆張りでクラスの隅っこ君なのでJPOPは嫌いだ)

でも1番好きなのは、やはりガチのオタクソングなのである。
俺がネットを始めて真っ先にそういう曲ばかり聞いていたので好きになっていたのかもしれない。
ただ、後付けかもしれないが好きなのにも理由がある。

ガチのオタクソングというのは日本人の夢だからだ。

主語が大きすぎたので訂正する

ガチのオタクソングというのは偏屈オタクの夢なのだ。

やはり、海外の曲を聞いているとお国柄というのが嫌でも伝わってくる。
例を出すと、アメリカのラップなどは俺は凄いんだぜ系が多い印象で、他人が羨ましがるであろう自分の現実を歌ったり、成り上がりエピソードみたいなものが多い。

対してガチのオタクソングはどうだろう。
ありもしない空想の物語にマッチした曲を作るのだから、それら陽ソンの対局に位置すると言っても過言ではない。

話が少し逸れるが、日本人は夢を見ることや空想が好きなのだと思う。

それこそ、アニメがその象徴的存在だ。

整った容姿の美少女がたくさん出てくるアニメや漫画、そんな文化が発達するのはやはり夢や空想、妄想が好きな人種だからだろう。

それに対してアメリカ人は現実主義者が多いのではないだろうか。
先程言った通り曲を聞いても感じるし、日本人より圧倒的にポジティブな人間が多いというところも、現実を直視できる強さ故だと思えなくもない。
アメリカのゲームやアニメなども、日本のデフォルメされたゲームやアニメと違ってリアル調なものが多いのも、納得がいく。

実際陽キャ(アメリカ)と戦った時、日本は敗北している。
日本という夢見るオタクはアメリカという現実を生きる陽キャに敗北したのだ。
現実を見ず、空想を信じ、戦った結果、圧倒的な物量差で負けた。

それが理由かは分からないが、日本人は西洋的な文化に憧れを抱きがちだと思う。
アニメの絵も日本人の特徴とはかけ離れた西洋的な顔立ちな事が多い。
タイトルやサブタイトル、オタクソングの中にも英語を使った曲も数多く存在しているし、最近の邦楽なんかは、日本人が歌っていると思えないような、ほぼ英語じゃね?みたいな曲もある。

しかし、それこそ日本人の特性故ではなかろうか。
リアルでも隠キャは陽キャに憧れ、その代わりとしてアニメやラノベなどで、その願望を叶えているのである。日本人の西洋コンプレックスに非常によく似ていると思う。

話を戻すが、そういった意味で、ガチのオタクソングは非常に日本人の特性が活かされているものだと感じる。

歌詞や曲を作っているのも大半は華やかではない、多分冴えない人間が作っているのであろう。
少なくともアメリカのロックバンド並みに華やかな人間はいないだろう。

その中身は決して華やかにはなれない人間達の夢や空想でできている。
現実から離れられる、純粋無垢な夢を見せてくれる曲達が自分は大好きだ。


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