「隣」2024年7月7日(日)

・たのしかったぶんだけ減っていないiPhoneのバッテリーを見て、感傷的な気分になっています。帰りの飛行機で日記を書きます。さみしいよー。

・どう考えても疲れはピークに達していたのに、ちゃんと8時30分ごろには起きた。カプセルホテルに宿泊したので、アラームはかけられないという怖すぎる状況でも起きれたのはすごい。ちんたら準備をしていたらあっという間に約束の時間には間に合わないような出発となった。

・幸いなことに、待ち合わせを遅らせたしとのお知らせが来ていたので、ゆっくり来てね!(おれはもともとの待ち合わせ時間でも行けましたが…)みたいな連絡を返した。待ち合わせ時間ってだいたい遅くなるから、どっちが先に切り出すかによってどっちが悪役を背負うか、みたいなところがありますね(ありません)。

・帰りは品川駅から羽田空港に向かうことから逆算して、朝のうちに一度スーツケースをコインロッカーに入れたくて、品川駅で待ち合わせた。先に着いた(泊まった大井町駅から一駅)ので、先にロッカーに預けて相手を待つ。5分もしないうちに会えて、事前に調べていたお店に行くと、テイクアウトは9時からやっているものの、カフェ利用が11時からだった。時刻は10時17分とかだったので、さっさと諦めてすぐ先に見えたロイヤルホストに行った。朝っぱらから少し待つ。4人席に通された。わたしたちは2人なのに、よく4人席に通される。気がする。

・ロイヤルホストは思ってる1.3倍くらいの量の食事を出してくるけど、今日はパンケーキをひとくちぶん残してしまった。ロイヤルホストさんすみません…。

・急に東京スカイツリーに行きたくなって、品川駅からなら一本なので、行った。スカイツリーには大学生のときに行ったきりで、そのときは展望デッキへのチケットが予想より遥かに高額だったので諦めて、麓のあたりで少し遊んですぐに帰った記憶がある。

・展望デッキに行くためのチケットを買いに行ってみると、当日券は20分くらい待つ感じだった。外国人がかなり多くて、待ちの行列の間に聞こえてくる会話は、理解できるもののほうが圧倒的に少なかった。

・そんなに待たずに買えて、2人とも疲労困憊なので入場時間まで座って話す。おそらく3日間にしたなかでもっとも重要なことを、多くのひとが行き交うスペースで、真剣な顔で話していた。パブリックな空間のほうが話しやすかったのかもしれない。

・頭じゃない臓器までいっぱいいっぱいだし、疲れで頭も回らないので、いったん結論を先延ばしにして、展望デッキに上がった。地上350mから見る、馴染みのあるようでない東京の景色は、地上回にあった街のジオラマを見ているみたいな逆転現象がわたしの中で起きていた。「ここから見える一人ひとりに生活があるって思うとすごいよね」みたいなことを言われて、なんか明日もがんばれるような気がした。

・展望デッキのさらに上、追加料金を払うと行ける地上450mのところにも上った。100m高さが変わると、見える景色の感じがまったく変わってすごかった。具体的にどう変わったかはちょっと…あれなんですけど…。とにかく思っているより変わった。螺旋状になった歩行場所には傾斜がついていて、350mのように平面で見るよりもどこか不安定な感じがしてたのしかった。

・もはやイベントよりも休憩の時間のほうが遥かに長くなりつつある3日目、スカイツリーから少し早めに羽田空港に行くことに。品川駅ってなんか異様に暑い気がするけどなんでなんだろう。冷房の気配を感じない。屋根があって、人口密度がすごい場所の暑さだった。ほかの駅は品川駅ほどその嫌な感じがなかったんだよな。

・羽田空港で、ラーメンを食べました。

・こんなに野菜にフォーカスするかね。おいしかった。疲れきった体に染み渡っていった。

・あっという間に保安検査口を通過しないといけない時間になって、好きなひととお別れした。飛行機は少し出発が遅れるとのことで、ギリギリまで煙草を吸っていた。たのしさの副作用がさみしさなんだとしたら、強いさみしさも飲み下して生きていける。と、強がらないと押し潰されて動けなくなってしまいそうだ。

・疲れきって頭が回らなかったおかげで、感情のなかにある生の言葉をそのまま言えたこともたくさんあったと思うから、よかったと思う。3日間ずっとたのしかった。好きなひとを好きになってよかったが詰まりまくりで大変だった。このまま日常に戻れるかな…。どうだろう…。とりあえず、帰り道用に作ったプレイリストを聴いています。


・無事に帰ってきて、もうハイパー眠いので、さっさと寝ます。

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