3歳児の憂鬱③〜時間制限の策略〜

時々、僕は大人たちから時間制限を設けられる。
テレビを見る時間とかお着替えの時間なんかがよくある例だ。
そこで今日は、僕は時間制限について調べることで、本来あるべき姿を大人たちに教えたいと思っている。

時間制限とは、特定の期間内にタスクを完了するための制約だと、"書"には記されてる。
さらに、この"書"よると、時間制限があることでタスクの優先順位を決めたり、効率的なスケジュールを立てたりすることができるとも記されている。

つまり、僕に時間制限を設けることにより、大人たちは何か怪しい計画を立てようしているのではないか?

なんと、悪辣な手腕!
断じて看過できない非常事態!!

"書"の続きに戻ろう。
時間制限は効果的な時間管理を促すため、生産性を向上させることが出来るが、ストレスやプレッシャーを引き起こす可能性もあります。

なるほど。大人たちは、僕にストレスやプレッシャーを掛けて、怪しい計画の生産性を向上させようとしていると言うことか!

なんと、悪辣な手腕!
早急に対処しなければならない!!
そうだ!この"書"には何か対抗策が記されているかもしれない!!!

"書"の続きに戻ろう。
ストレスやプレッシャーが掛かる場合は、自分自身にリアルな目標を設定することで解決の糸口が掴めるであろう。

なるほど!目標を定めればいいのだな!
やはり、この"書"には有益な情報が記されている!!

"書"の続きに戻ろう。
目標設定に悩むなら、この"書"を記した"とある賢者"に問い合わせてみると良いだろう。

ん?どういうことだ?しかも、この挿絵は見覚えがある。

両手を広げてこちらを見つめている姿だ。
僕は、すぐに作者の名前を確認した。

パパだ!!

その時、僕は微かな物音を聞いた。
そして、すかさず前を見た。

パパがこちらを向いてヘッドスライディングをしている!

時間制限は効率的な作業を促す一方で、適切に扱わなければストレスや焦りを生み出すこともある。

気づけば、制限時間を過ぎている!
僕は、ストレスと焦りから思わず声をあげた。

お着替え手伝って!!

以上


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