十束おとは卒業コンサートに向かう前夜の話
ここから始まっていた。
まあ約半年。ここまでずっぷりきたもんだ。
昨日、30代最後の誕生日を迎えた。どうでもいい情報だ。
まあ区切りっぽいここから振り返って、10年前とやってることは変わってない。対象は変われどもアイドルを追いかけてる。
でもこの10年、満たされて離れた現場や笑顔で引退を見届けたこともあった。
だけど、追うこと、求めることに罪悪感を持つようになることもあった。
心の拠りにしていたものが、理不尽に奪われてしまうこともあった。
そうして、もうなにかを好きになるのを、求めるのを、止めようと思った。
この10年の内しばらく空白があり、ぼんやりとでも穏やかに、でも情熱もあまりなく日々を過ごしていた。半年前までは。
この半年、久々にすごく楽しかった。
おとはすの居るフィロのスに間に合って良かった。
明日、フィロソフィーのダンスは、新しいダンスがはじまる。
それを、見届けに。
向かう飛行機を待つロビーでこの記事を仕上げている。
わたしがみた数はまだとても少ないけど、フィロのスのライブは、いつも最高だ。
明日も楽しみだ。
きっと明日も、最新の最高が待っている。
待ってて、おとはす!
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