”十束おとは生誕祭2022“に行ってきた話

2022年9月11日(日)、フィロソフィーのダンス・十束おとはさんの生誕祭、”♡十束おとは生誕祭♡おとはす最後のお願い♡2大祭り♡”に参加してきました。

私がフィロソフィーのダンスにどハマりしだしたのが今年の5月初め。

先に夫が昨年末あたりからハマりだしたのを横目に過ごしていたのですが、”ロック★with You”を聴いていたら、不意に入って来た、”感動的なフィナーレは待ってても来ないから、つかみとれ“の十束さんのフレーズ、歌声に撃ち抜かれたのが始まりでした。

好きになったときには、すでに卒業が決まっていた十束さん。それでも、転げるようにフィロソフィーのダンスに、おとはすが好きになっていきました(なんたってみんな歌もダンスも音楽もキャラクターが最、高なので…)。

好きになり出した直後に始まったLove4Youツアーでは、元々夫について行くだけのつもり(なんてタイミング!)で決まっていた札幌、福岡、熊本の計3ヶ所参加。その後は奥津マリリ生誕祭にも足を運びました。関東圏に住んでいれば、この夏はもっとあれもこれもと会いに行きたいところでしたが、福岡住まいではなかなか思うようにはいかないのがゲンジツ。

本当なら、鹿児島にて10月開催予定であった”サツマニアンヘス“に行くはずでしたが、昨今の新型コロナウイルスの現状により開催中止になった為、今回の生誕祭ともう絶対行くつもりの卒業コンサートのみが、現体制フィロのス、そしてフィロソフィーのダンスとしての十束おとはに会える私に与えられたチャンスなのです。

とにかく、とにかく、時間は限りなく限られている。

私は焦るばかりでした。

しかも、仕事の都合で生誕祭は1部のみ参加で、2部の前に東京を後にしなければいけない。

そんな焦燥感の中で足を運んだ、おとはす生誕祭です。

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第1部・♡バンドセットでたくさん歌わせて♡メンバーとデュエットもしたいな♡

真白いドレスにティアラのお姫様スタイルでステージに現れたおとはす…

かわいすぎるっxtぅっっtxぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!

もう卒倒しそうでした(落ち着け)。


せーのっ

おうおうおう…

そんな暗黒メドレーから幕が上がった祭り。

先にも書いた通り、かわいい…とにかく、かわいい…

これをしばらくの時間眺めつづけていられるなんて…なんて至福の時間なんだろう…

とかとか、もう全くなんの語彙力も持たない思考でいました。

しかししあわせ。


暗黒メドレーを経て、ここからは万人向け?セットへ。

まずは、おとはす曰くフィロのス現場全通という、おとはすママが好きな曲『瞳はダイヤモンド』。聖子ちゃん曲だとメンバーでは奥津さんが浮かぶので、おとはす生誕祭に入ってくるとは思いませんでした(しかも7月に行われた奥津マリリ生誕祭で披露されたのは”蒼いフォトグラフ”で、松田聖子のシングルではこの両曲はA面、B面という)。

続いてデュエットコーナー。

トップバッターは、今回もコーラスとして参加されていた増村エミコさん。

ボイストレーナーもされており、おとはすとは長い付き合いとのこと。おとはすがフィロのスに入り、当初自分の声とグループの音楽のテイストに合わせるために試行錯誤していたところで先生と出会い言われた、「あなたのままでいい」という言葉に救われたとのエピソードを話していました。しかし、素敵エピソードを当の先生は覚えておらず笑。それでも、終演後に先生のツイートに胸を打たれました。

おとはすの良いところ、好きなところ、刺さるところを本当に的確に言葉にしてくださっている…。

そして増村先生とのデュエット曲は、YOASOBIの『群青』。

私はその曲自体はメディアで流れているのをメロディーで知る程度でしたが、歌詞を改めて知ると、先生とのエピソード、彼女自身との深いリンクぶりに驚きました。

知らず知らず隠してた 本当の声を響かせてよ さあ
見ないフリしてもいても 確かにそこに君の中に

このフレーズをおとはすに向かい高らかに歌う先生の姿は、彼女のこれまでを讃え、これからへと背中を押すように見えたとても素晴らしいシーンでした。


そして、そんな感動のシーンの後は待ってましたの?カオスタイムへ突入。

完璧な扮装で登場した、マーチン日向こと、日向ハルとによる『渋谷で5時』(これは前日の日向さんのツイートで察してましたが笑)。直前までに動画でマーチンの動きを研究していたという日向さん。マーチンに負けない歌唱力とマーチンさながらの動き…。おとはすが所々その動きに押されいるようでした笑。

続いて、おとはすに合わせ真白いドレスワンピースにティアラでの登場にこれまたたまらん溜息の姿の、あんぬ佐藤さんとの『てもでもの涙』(二人の振りとか見てたら個人的にwinkとかも見てみたいなとか思うおばさん)。

そして、令和には見ない渾身のカジュアルなアイドルスタイルでバウンドしながらやってきた奥津あややな、奥津さんによる『Yeah!めっちゃホリデー』。おとはすが止めようとするが、バウンディ…。

マーチン、あややについてはアクもクセも強すぎるのに、パフォーマンスはまあ完璧っていう(そいうとこ、まじで好き)。


あー、たのしいいー…( i _ i )

カオスタイム、4人がステージに並び、さらにカオスな景色。


そんな景色から始まった、『天使にふれたよ!』。

個人的に密かに、フィロソフィーのダンス=HTT論を持っている人なので、これはもう拳が上がってしまいました。

卒業は終わりじゃない これからも仲間だから

カオスな景色で泣かせに来る…。゚(゚´ω`゚)゚。


一連のカバーを終えて披露された、『ライブ・ライフ』、『愛の哲学』(合間合間に日向マーチンによる”違うそうじゃない“を添えて笑)。


なんて最高で最強なんだ。

フィロソフィーのダンス、ほんと、だいすきだ。


一旦、ここで終了。アンコールへ入ります。

おとはすがひとりでステージへ。

清竜人氏へ依頼時には卒業のことを伝えていなかったけれどと前置いて始まった、ピアノソロでの『捕まえて♡So♡To♡Heart♡』。

恋をした女の子の存在の儚さを幻想的でキュートに切なく描かれたその歌詞は、卒業したら消えてしまう、十束おとはがそのまま表現されているかのようです。

中盤から涙ぐみながら歌うおとはす。

同じく私も涙が抑えられなくなりました。

例えばいつの日にか 街角で出会ったら 
久しぶりと変わらない笑顔を見せて
夢の中で逢えたら 名前だけは覚えていてね
忘れられない幸せの時を 大事にしたいの

まるで、おとはさんと私たちファンとの切ない別れと約束、願いのようです。

そして、最後のフレーズ。

でもね やっぱり 明日も逢いたいの

恐らく、その日を迎えたあとに、私たちファンの悩ましく続くであろう、“やっぱり逢いたい”という想い。

だけど、おとはすも、きっと”逢いたい”と想い続けてくれるんだろうと。

切ない、淋しい想いは言い出したらきりがないです。

けれども、逢いたいという想いを、幸せなこれまでの時間を、お互い胸にすることで前に進めるんだよ、と。

哀しい歌かもしれないけれど、そう言われたような、おとはすとの約束のように思えました。

アイドル・十束おとはの素晴らしさが詰まったアンコールでした。

私はある意味、アイドル・十束おとはの最終回はこれで良いんじゃないかと思ったくらい、胸がいっぱいになる、最高の時間でした。

このおとはすが見られて、本当に良かった。

そう思えたら不思議と、それまでの焦燥感は嘘みたいに消えていました。

フィロソフィーのダンスに、フィロソフィーのダンスの十束おとはに出会えて本当に良かった。


そんな気持ちで、日比谷に向かえる。

1部だけでしたけど!そんな思いになれたこのライブ来て良かった。

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ありがとう、おとはす。

次は、日比谷かな。また、逢おうね。

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