洗濯機が壊れた
題名の通り、洗濯機が壊れた。突然に、唐突に。
どうも時間がかかるなぁなんて呑気に思っていたら、ピーピー言う電子音と共にパネルに表示されているのは「排水出来ないよ」というお知らせ。
その日は次男坊ことチビ介がオネショをして、いつもよりも洗濯物が多かった。シーツのせいで排水出来ないのだなと考えて、シーツを取り出して再スタートさせる。
再び電子音。こりゃ、排水パネルか、排水口に何か詰まっているのかと掃除してスタートボタンを押す。
いつまで経っても洗濯は終わらず、再びピーピーと悲しげに洗濯機が泣いた。
「やっぱり排水出来ないよ」
いや、排水は出来てるよ。お水ないもの。君が出来ないのは排水後の脱水、そしてその先でないかい?
仕方がないので、コインランドリーに持って行く為にIKEAの青い大きな袋に詰め込んだら、持ち上げられない程に重かった。そりゃ、そうだ。濡れた洗濯物だもの。脱水出来ていないもの。やっとこさ持ち上げて長男、大介に心配されながらコインランドリーへ向かう。自転車を漕ぐペダルが重い。
洗濯から乾燥までをしてくれる大きなドラム式洗濯機に洗濯物を放り込みスタートさせる。
やれやれと一度家へ帰ろうと自転車に乗ったら、ぽつぽつと雨が降り始め瞬く間に目も開けられない程のザァザァ降りになり、駅近くの高架下に逃げ込んだ。
着ている服はぐっしょりと濡れて洗濯をしに行ったのに洗濯物を増やす結果になった。死んだ魚の目で帰ってきた、大介に言われる。その日の昼食はすっかり作る気が失せてカップラーメンにした。
少々の希望を持って濡れた衣類を洗濯機に放り込んでスタートさせたが暫く経って洗濯機はピーピー泣きだした、だから排水出来ないんだヨォ。
ネットでメーカーの修理依頼のページに行き、当てはまる項目にチェックを付けて行く。
結果、1万8千円から5万円はかかります、との事。これは目安ですので、もっとかかる場合もあります。じゃぁ、修理日は?と依頼を受け付けてくれる日を調べたら最短でも2週間後。絶望。
2週間というと乾燥しないで洗濯だけを毎日コインランドリーですると最低でも
900✖︎14で1万2千6百円。
確実に食費と雑費を圧迫する。
毎日、2週間コインランドリー通い?もしかすると部品の取り寄せなどでもっとかかるかもしれない…。修理不可能かもしれない…。
夫婦で相談して買い替えることにした。
洗濯機、これで2回目の買い替え。前は洗濯中に忘れた洗濯物を一時停止してから入れたら、それ以降うんともすんとも言わなくなってしまったのだった。10年位使ったからね、寿命かな?とお別れをしたんだった。今回は短くて4年。洗濯機の平均寿命が6から7年というから早めのリタイアになる。
新しい洗濯機は明日やってくる。今度は6年保証を付けた。お昼頃という微妙な時間なので、コインランドリーへは行かねばならない。今度はご長寿さんだと嬉しい。
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