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究極の章 デュエキングMAX　注目カード

ザウルス吉田

今月下旬発売の２０周年超感謝メモリアルパック　究極の章　デュエキングパック

過去のカードのリメイクや刃鬼超強化のあのカード等注目カードが多いです。



そんななか天門ユーザー注目のカードは

魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世です。

今回はこのカードをみていきましょう。


１　カード概要

光・闇のコスト９のクリーチャー，パワー１２０００で，種族はエンジェル・コマンド／ダークロード／ナイトです。

効果は以下のとおりです。

■ブロッカー
■T・ブレイカー
■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から５枚を表向きにしてもよい。そうしたら、その中から呪文をすべて手札に加え、残りを墓地に置く。
■自分のナイトが破壊された時、自分の手札からナイト呪文または「S・トリガー」付き呪文を１枚、コストを支払わずに唱えてもよい。


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魔光大帝ネロ・グリフィスのリメイクカードです。


コストが１上がったものの，パワーが上がり，効果もパワーアップしています。

ネロ・グリフィスの特徴である呪文の踏み倒し効果も，「光または闇の、コスト６以下の」という制限がなくなりました。

そして，山札の上５枚から呪文を全て手札に加えるという登場時能力を得たことで，呪文の踏み倒し能力が発動しやすくなっています。


２　注意点

呪文の踏み倒し効果について，ネロ・グリフィス本体が破壊された場合はどうなるのか，裁定が何度か変わっています。

現在は，２０１９年７月２日付の下記裁定より，ネロ・グリフィスが破壊された場合も呪文の踏み倒しは可能なのではないかと思います。

Q　攻撃する時に《闇の破壊神ゼオス》自身を破壊した時、カードを引くかパワーを―３０００するかを選んで使うことはできますか？
A　はい、すでにこのクリーチャーがバトルゾーンにないので選ぶテキストがないように見えますが、選択肢まで含めて効果が待機していますので最終的に選んで解決することが可能です。

発売時に改めて裁定がでればいいなと思います。


また，下記ルール変更により，ネロ・グリフィスを含む複数のナイトが破壊された場合，呪文の踏み倒しができるのは１回だけです。

＜変更前＞
《凶鬼07号 ジャバランガ》と同時にクリーチャーが破壊された時、同時に墓地に置かれたクリーチャーの数分、それよりコストが1だけ大きい闇のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出すことができる。
　　↓
＜変更後＞
《凶鬼07号 ジャバランガ》と同時にクリーチャーが破壊された時、出せる闇のクリーチャーは《凶鬼07号 ジャバランガ》自身の分の1体のみになります。《凶鬼07号 ジャバランガ》自身は総合ゲームルール603.5cに則り効果が誘発しますが、その他のクリーチャーは「破壊された」時点でバトルゾーンに《凶鬼07号 ジャバランガ》が存在しないため能力の対象に含まれません。これはクリーチャーが破壊されたことで誘発する能力を持つクリーチャー（超復讐 ギャロウィン、永遠の悪魔龍 デッド・リュウセイなど）が対象となります。

ネロ・グリフィスが複数体いる場合は，ネロ・グリフィスの数だけ呪文の踏み倒しができると思いますが，この点も明記されるといいですね。


３　僕ならこう使う

前記第２項で呪文の踏み倒し効果についてあれこれ書きましたが，注目しているのは呪文を回収する能力の方です。


現在の天門は，

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ツインパクトのブロッカーがいるため，踏み倒し呪文を回収するだけでなく，踏み倒し先のブロッカーも同時に回収できます。


また，呪文以外は墓地に置くことができるため，リアニメイト呪文とも相性がいいです。

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コスト８だったら，破壊時能力でもうネロ・グリフィス自身を一度場に出すといった動きもあり得たところです（この動きをさせないためにあえてコスト９にしたのではないかと思います。）。


また，呪文を手札に集めることができるので，

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このカードとも相性がいいです。

なお，ロマイロンもナイトではありますが，EXライフにより場に残った場合は破壊されたことにはなりません。

そのため，ネロ・グリフィスによる呪文の踏み倒しを積極的に狙うのは難しいかもしれません。


もちろん，ナイトが破壊されたときの呪文踏み倒し能力もそれ自体としては強力です。

もっとも，デッキ全体をナイト種族で固めるというよりは，ネロ・グリフィス自身の破壊時効果とみなした方が運用しやすいかと思います。


ナイト種族やナイト呪文のカードプール拡充でさらなる強化が見込まれますが，現時点では未知数です。

※２０２１年１０月１２日追記

以下の動画のとおり，大量の新規ナイトが追加されました。ナイト主軸のデッキでも十分なパワーがありそうです。


４　終わりに

山札を５枚も掘り進めることができるブロッカーという面白い個性を持っています。また，破壊時に呪文を踏み倒せる能力も相手にすると結構鬱陶しいです。

主軸として組むにはややパワー不足な感はありますが，デッキに数枚入れると強力なリソース札になるかと思います。

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