誰にも求められないなら自分の好きなように

「私って社会に必要なのかなぁ。」
そんなふうに思ったのは用を足している際中のことだった。

つい最近まで熱中していた創作活動を離れて数週間。私がいなくてもその場所にいた人たちは今でも会話を続けている。作品を褒められることもあったが、数多くのうちの一つに過ぎない。名のつく宝石に比べれば形が良かっただけの石ころなど価値をもたないだろう。

社会だってそうだ。「君の代わりはいない。」そんなセリフが真実だったっとしても上位互換は有り余る。上には上がいるとよくいうが、中層から見た上など見上げきれないだろう。

しかし、それがどうしたというのだろう。誰からも求められなければ自分が自分を求めればいいじゃないか。創作の心構えとして常に持っていたのは「自分の好きなものは自分にしか作れない。」自分にとって良い方向へ動かすには自分で動かすしかないのだ。天才だけに動かされる人生よりも自分で動いたほうが良いに決まっている。

まずはデザインの勉強をしよう。コピーライターもいいだろう。絵も描きたい。そのあとは、もう一度創作活動に戻ってみるのも楽しいかもしれない。

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