見出し画像

近鉄の運賃上限変更による車両の更新計画について

この記事は国土交通省Webサイト「運輸審議会 諮問関係事案の審議状況」に掲載された配付資料などをもとに、事実のみを書いたものです。
筆者は片手で数えられるくらいしか近鉄に乗ったことがなく、予備知識はほぼ0で、どの形式があり、どの形式が廃車されそうかは、全く分かりません。予め御了承ください。

新型車両の導入

パブリックコメントの関連資料のあるページに設備投資計画が記載されており、2024年度,2025年度に各40両(計80両)が新製されることが明らかとなっており、近鉄公式から2024年秋に登場することも明らかになっており、少なくとも2024年度は4両編成が10編成増備されることが記載されている。

近鉄は25年度までに約180億円を投じ、製造から55年たった車両の入れ替えや車内の防犯対策を進める計画。対象の車両数は今回入れ替える車両を含め、全体の2割に当たる約450両になる見込み。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF172IO0X10C22A5000000/

既存車両の廃車の計画

運輸審議会の配付資料に廃車両数とその年度が掲載されています。

第1回

「昭和40年代に製造した車両の約44両について、(中略)ご利用状況を見極めたうえで、必要分を順次新型車両に置き換える。」

第2回

「車両数は、老朽車両の廃止(特急車両△16両・一般車両△15両(R4)、一般車両△4両(R7))、新型車両の導入(一般車両+40両(R6))により、全体として増加(1,904両(R3)→1,909両(R7))」
今年度に、老朽化した一般車両を15両を廃車するようです。
また、令和7年度には4両が廃車になるとのこと。最終的に7両が増えるのは意外です。

ソース

パブリックコメント「近畿日本鉄道株式会社の鉄軌道事業の旅客運賃の上限認可申請に関する意見募集について(魚拓)」の関連資料https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000234836

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000234836

※PDF基準「80/116」ページ、資料基準「別紙52」ページに記載


近鉄公式リリース「2024年秋 新型一般車両を導入します」https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/sinngatasyaryou.pdf

運輸審議会 諮問関係事案の審議状況(国土交通省公式Webサイト)







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?