writerのスタイル設定を使って文章を書こう

遅れてしまったが、表題について書く。LibreOffice Advent Calendar 2019の企画記事である。

そもそも文章は、以下の3つが大事である。

1.一つの文書では、一つのことを言う

2.見出しを付ける

3.文章を段落わけをする

1.一つの文書では、一つのことを言う

一つの文章では一つのことだけを言うようにすると良い。「私は、libreofficeが好きだが、それは、オープンソースであるからだ」よりも「私は、libreofficeが好きだ。それは、オープンソースであるからだ」のほうが、1文目で結論、2文目でその理由を言っていると明確になるからだ。

2.見出しを付ける

1200字(大体A4で1枚)以上になる文章であれば、見出しを付けるようにしよう。その場合、libreofficeでは、メニューバー→スタイル→スタイルの管理の中にある「段落スタイル」の見出しを使うと良い。こうすることで、目次の設定も容易になる。加えて、文中で「〇〇の見出し参照」というような相互参照も容易になる。

3.文章を段落わけをする

最近はブログ、SNS、メールの台頭により、あまり段落で1字下げるということを意識しなくなった人も多い。そもそも、文章を書いているときは、その内容に集中したい。だからこそ、特に、後者のような、文章執筆に集中したい人たちに使える機能がある。

それは、スタイルの管理にある「本文インデント」機能である。具体的には、メニューバー→スタイル→スタイルの管理の中にある「段落スタイル」の本文インデントを選ぶ。すると、段落のスタイルが1字下がり、自動的に文字が一字下がる。スペースキーを押さなくても良いのだ。

まとめ

1は文章作成の技法である。他方、2と3はlibreofficeのスタイル機能を使っている。ここで、気づいた方もいるだろうか。スタイル機能は、htmlのコーディングと同じことをしているのである。見出しを付けるのは<h1>タグをつけることと同等である。本文インデントは<p>で段落分けすることと同じだ。

ぜひとも、この3つだけでも意識して、writerで文章を書いてみてはどうか。

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