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新カード紹介vol.3(デュエプレPLAY'S CHRONICLE PACK)

皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。

デュエプレの新カード紹介をやっていきます。

※この記事において、「TCG」と表記しているものは紙のデュエルマスターズのことです。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典について、既存のデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、デュエマのものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。新カードの画像は公式X(twitter)またはコミュニティから、Youtubeの動画内で公開されたものはその動画内から、神ゲーム攻略の方で公開されたものについてはその都度、出典を明記します。


《恋愛妖精アジサイ》

《フェアリー・シャワー》のイラストに写っており、デュエプレのメインストーリーではカスミに力を与えていたクリーチャーがここで登場です。

TCGからの変更点は、ドローが強制かつ、手札が6枚以上だと発動しなくなったことです。

スノーフェアリー界の優秀なドローソースの実装です。元々2020年に登場したカードなのですが、デュエプレだと先行登場となりました。近い時期に登場したのがあの《超次元リュウセイ・ホール》です。

普通に使うなら2→4の動きで適当に出すことになりそうです。雑に《アジサイ》を出すだけでもドローはできるので、早出ししてあげたいところ。

破壊されたらマナにいくのも偉いですね。こうした手札を継続的に補給するカードは相手目線すぐに処理したくなりますが、それでも地味ながら出たら仕事してくれます。流石2020年のカードです。

NDなら十分デッキの要になり得る性能ですが、どうやって勝つのかはわかりません。今後の強化に期待することになるかも。
しかし、Allには《ダイヤモンド・ブリザード》というリソース回復の化物がいるので、サブプランとして2枚採用とかに収まると思っています。《ブリザード》を出した後だと手札がたくさんあってカードが引けない、とか起こることが予想されます。


ちなみに、《ダイヤモンド・ブリザード》はTCGで《アジサイ》が出る前に実装されていました。もちろん《アジサイ》の収録は《ブリザード》が弱体化された後ですが。

この時は【除去ボルバルザーク 】に有利だったけど、パワーラインが高い【ウェーブストライカー】に不利だった。

《アンラッキーダーツ》

FT.おのれの不運を嘆きな?

こちらはデュエプレ公式アカウントのShortで公開されたカードです。
TCGからの変更点は、指定できる数字がデュエプレのUIの関係上2桁までしか対応しておらず、∞を指定できないことくらいです。

確か日本一になったデッキに採用されていた

NDにおける、《ゴースト・タッチ》に次ぐ軽量手札破壊呪文です。
ドロー効果を何とかして使いたいから、相手の手札を予測する力が求められますが、使い方の一例としては、2番目に捨てさせて嬉しいカードのコストを指定して手札破壊を仕掛けるパターンでしょうか。1番捨てさせたいカードが落ちればラッキー、2番目でもドローがつくから悪くない、と言った感じになります。
もちろん、捨てたいカードのコストを宣言するのもありだし、デッキの中で最も多いコスト帯を宣言するのもありでしょう。

ドローができれば、自分と相手の手札を1枚ずつ減らす行為である手札破壊の欠点を補うことができます。

終盤だとドローはうっかり自分のデッキ切れに貢献してしまうリスクがありますが、その時は左のダイアルを一つ回して90とか宣言しておけば絶対にヒットしないので、回避する手段として頭の片隅に置いておきましょう。

《ヒメギャ・ルピア》

ならなず


これから紹介する3枚のカードはZweiLanceさんのYouTubeチャンネルにて公開されたカードですね。動画はこちらとなっています。

デュエプレオリジナルカードで、《歌唱愛機サリア》と同じような効果をしています。そちらよりパワーが1000低いですが、それこそ《チャラ・ルピア》に合わせた形でしょうか。元ネタは動画内で紹介されていた《チャラ・ルピア》よりも《竜装 ゴウソク・タキオンアーマー》の方が近いです。

さて、《ヒメギャ・ルピア》ができることはコスト軽減。4に繋げるカードは元最強カードこと《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》がベストでしょう。

SA射出装置

そうでなくても、3+2マナのカードを使うだけでも十分。3マナで手札を減らさないカードを使って2マナも添える、と言った使い方も可能です。

他にも、3ターン目に《戦風の弓取ヨイチ》を経由して《ザンゲキ・マッハアーマー》を出す動きも可能。サムライもできることが増えています。

サムライの活躍としては【水火剣誠】のイメージが強く、光のサムライなんて弱そうに見えますが、デュエプレでは《ボルメテウス・武者・ドラゴン》をサポートするクリーチャーがサムライを(後づけで)貰っているので、そこまで困りません。10弾では猛威を奮っていたから、それに強化パーツが貰えているので、十分デッキになるでしょう。

どんなデッキだったかは下の記事が詳しいので、是非

どうしてもネックになるのは、《ヒメギャ・ルピア》が光火の多色であること。《ザンゲキ・マッハアーマー》や《ヒメギャ・ルピア》の軽減が適用されず、1マナにならないのは痛いです。

【水火剣誠】に《熱湯グレンニャー》と同じ仕事量が期待できる《電磁闘竜トモエ》がいながら、採用しなかった人もいた程でしたから。1マナを連打して動くならば、1マナにならない多色カードはそれだけ価値が低いと言うことになります。

《天装 タイショウ・アームズ》


《アジサイ》の項目で2020年のカードがやってきたとか言ってましたが、なんと2023年、昨年のカードがデュエプレにやってきてしまいます。まあ、実はTCGでもカード化からデュエプレでの実装まで最短のカードは他にいるのですが。


TCGからの変更点はクロスするコストが1になったことと回収が強制になったこと。どちらもデュエプレクオリティですが、何とTCGからほぼそのままやってきたので、クロスギアのクセして種族にエンジェル・コマンドを持っているし、ただのサムライではなくアーマード・サムライです。アーマードの恩恵を受けられるようになるまで後何年かかるのでしょうか?

さて、リソースをたくさん確保してくれる優秀なカードです。抱えた手札は《ザンゲキ・マッハアーマー》や《ヒメギャ・ルピア》で消費できます。

一つ気にしないといけないのは、バトルゾーンを埋めるだけのお荷物になるリスクがあることです。光火でデッキを組む際にまさか《ボルメテウス・武者・ドラゴン 初陣》を使う羽目になるのか。

デュエプレ版本家同様、出た時にも能力が使えたら採用候補だった。

上手く活用できそうなのは《維新の超人》があげられます。バトルゾーンにクロスギアがあるだけで、ブレイク枚数も除去耐性も使えるので、デッキの文明バランスのことを考えなければ面白そうです。

ここからはネタですが、クリーチャーではないエンジェル・コマンドなので、本来恩恵を受けないはずのサポートを受けることがまあまああります。エンジェル・コマンドを参照するカードの多くがクリーチャー指定していないからです。例えば《エンジェル・フェザー》の回収対象になりますし、《死神明王ガブリエル・XENOM》の探索にも該当します。墓地にいれば《龍聖霊ウルフェウス》の能力が使えるし、《時の革命 ミラダンテ》のシンパシー対象にもなります。
しかし、《聖霊王アルファリオン》はクリーチャー指定だからGゼロ達成に貢献できず、《信頼の玉 ララァ》でコストを下げることもできない。《救護の翼 フィルミエ》でセイバーしようにも参照するパワーが無いためセイバーできない可能性が高いです。何か不具合が起きそう

まとめると、やっていることはリソースゲームで有利になることですが、リソースを稼いだ後はバトルゾーンを圧迫するリスクがあるので、手放しに最強とは呼べないクロスギアです。

《紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》

TCGでのクロニクルパックに収録されていたカードが、デュエプレの歴史を踏まえた形で調整を受けて登場しました。

TCGからの変更点を語るのが普通ですが、ここではこのカードの元ネタを振り返った方が良いでしょう。

このカードは《ボルメテウス・武者・ドラゴン》と《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》が合体したようなカードなのですが、両者が持っていた性能を余すことなく引き継いでいます。

このままだと紹介するタイミングを逃すので、一応TCG版の画像も貼っておく。

しかし、それだけで飽き足らないのがデュエプレ。どこから引っ張り出してきたのか、それとも伝統芸能と言うべきか、なんとシンパシーまでくっつけてくれました。
これのおかげでサムライが2体いれば実質《ボルメテウス・武者・ドラゴン》と同じ感覚で使えます。

そのため、4ターン目に《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》を出して次のターン、《ムシャ・ルピア》→《武者・ドラゴン》の懐かしい動きができます。

これ1枚で3軽減してくれる。

SAが無いのが気になりますが、自分で《ザンゲキ・マッハアーマー》を出せば問題ありません。《ザンゲキ・マッハアーマー》をクロスすればパワーが2000上昇するので、《轟く侵略 レッドゾーン》を倒せるパワーになるのも偉いです。

シンパシーの使い方ですが、軽減カード込みで3ターン目までに3枚出せば4ターン目に着地可能です。《聖霊龍王 アガピトス》と似た感覚になります。3体で4マナ軽減して《紫電ボルメテウス》を出し、侍流ジェネレートを使うとサムライが5枚揃うので、《紫電ボルメテウス》の味方全員アンタップが使えるようになるだけでなく、《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》が0マナで降ってきます。

《武者・ドラゴン》の特徴の一つでもある、名称サポートについてまとめておきましょう。
まず、本家《武者・ドラゴン》が受けられるサポートは全部、《紫電ボルメテウス》は受けることができます。
問題は《紫電・ドラゴン》の方で、《ボルット・紫郎・バルット》によってSAにはなりません。《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》と、直接指定しているからです。

しかし、《竜装 シデン・レジェンド》はサポートを受けることができます。《紫電》としか指定していないからです。

ここからは小ネタ。サムライ5枚以上で味方を全員アンタップさせることができますが、サムライではない味方も起き上がることに注意しましょう。《ミラダンテ》によって他の味方がフリーズしていても起き上がらせることができます。

また、このアンタップの発動条件はタップした時なので、スパークによりタップされた場合はもちろん、《タイショウ・アームズ》でブロッカーを貰った状態でブロックした時にも発動します。壁としてもちゃんと仕事できるのが偉いです。他の味方と合わせて4打点止めることもできます。

出た時の除去ですが、シールドが0でも使用可能です。また、攻撃時に除去を打つ時、《ムシャ・ルピア》によるシールド化とタイミングが被りますが、先に《ムシャ・ルピア》を出しておけば、《紫電ボルメテウス》の効果処理→《ムシャ・ルピア》のシールド化、という順番でなされるため、除去をたくさん使ったのにシールドが増える動きができます。

シールドを焼却してもシールドを回復してくれるカード。
複数いたらシールドが増加するし、《レッドゾーンZ》による焼却も無効にしてくれる。

後はあいつが帰ってきてくれたら嬉しいのですが、サプライズでやってくれないでしょうか?

公式ページに珍しく残っていた、下方修正される前の画像
ビートのシールド焼却は《熱き侵略 レッドゾーンZ》がやっているから、許してくれませんか(内心危ない予感もする)?


おわりに

ここまでご覧いただきありがとうございました。

これまで【武者・ドラゴン】はサムライデッキと言うよりも《武者・ドラゴン》と他のカードのシナジーを利用して戦うデッキとしての印象が強かったですが、今回の強化によって本格的にサムライデッキになったように思えます。受けのカードも強くなったし、試してみるのが楽しみです。


またどこかでお会いしましょう。

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