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自分の答のつくりかた(渡辺健介)

こんにちは。

立ちコロチャレンジに一筋の光が見えてきた雑学くんです。

今回は、渡辺健介さんの著書「自分の答えのつくりかた」を読んだ感想や気付きなどを書いていきたいと思います。

この本を読んでほしい人は以下のような人です。

・論理的に物事を考えるのが苦手な人

・議論するのが苦手な人

・自立したい人

・自分の頭で考えて行動できるようになりたい人

・いろいろな情報や誘惑に惑わされず、自分の価値観を確立したい人

このような問題意識を持っている人はぜひ読んでみて下さい!

インディペンデント・マインド(IDPM)を身に着けよう

まず、本書がどんな内容の本なのか簡単に紹介します。

本書にはインディペンデント・マインド(IDPM)という言葉が出てきます。

本書では幅広い視野、教養、経験、に基づいて築き上げられた自立した考えと価値観のことを「インディペンデント・マインド(IDPM)」という

具体的にIDPMとは何なのかを描写するだけでなく、そこにたどり着く道のりも物語形式で紹介されています。

本書には、ピンキーという主人公が登場し、仲間の力を借りながら、様々な試練を乗り越えてIDPMを手に入れる様子が書かれています。

非常に読みやすく、人生を生きていくうえで大事なことがたくさん書かれてました。

マインドセット編

この本には、人生をよりよく生きていくために欠かせないマインドセットがたくさん紹介されていました。

ここからは、私が大事だと思ったマインドセットを著書から引用して紹介していきたいと思います。

人は2回試されている。まずはしっかり結果を出すかどうか、次に成功しようがその結果をどう生かしていくか。結果を出せなかったらしょうがない、この経験を次に生かせ。

まずはこちらです。

たくさん挑戦したり行動したりすると失敗も成功も起きます。

まず大事なのは挑戦することです。そしてその結果がどうであれ、その経験を次に活かせる人と、活かせない人ではどんどん差がついていくでしょう。

自分が何を求めているのか(目的)はっきりしないと、そもそも比較しようがない。

こちらは生きる上で非常に大切なことだと思いました。

行動するには常に目的が必要です。

目的を達成するための手段が、いつのまにか目的になる手段の目的化は人間がやりがちです。(例えばお金は人生をより良くする手段に関わらず、お金に囚われて不幸になっていく人など)

常に真の目的を見失わず行動していきたいです。

物事には必ず、良い点だけでなく、悪い点もある。我々は、最初に良い点を思いつくと、良い点ばかりに目がつき、最初に悪い点を思いつくと、悪い点ばかりに目が活きがち。そこに感情が加わると、何かをオーバーに評価したり、他に良い点・悪い点があってもまったく見えなくなったりしてしまう。我々はこの習性を乗り越えなければいけない

物事には必ず良いとこと悪いとこがあります。

何かを選択する時は、必ず両方に目を向け、自分の目的達成をより高めてくれる選択肢を選ぶようにしましょう。

常に主体的に考え、行動する。自分の問題も、身の回りの社会問題も「傍観者」としてではなく、「当事者」として自らの意思で想像し、考え抜き、行動するように。

こちらも大事なマインドセットだと思います。

「7つの習慣」でも第一の習慣として紹介されていましたが、それだけ「主体的である」というのが大事な事だと分かります。

意見に反対する時は、単に違うと批判するのではなく、具体的に、どこがどう違うのか、なぜ違うのかを指摘すること、そして代替案まで提示しなければならない。

この心構えは、議論などで反対意見を出す際に非常に重要だと思いました。

SNSなどでもそうですが、ただ反対!と声高に言うよりも、なぜ反対なのか具体的に説明し、できれば代替案をだすことが出来ればクールですよね。

ただ単に反対している人は考えてなく、意見がないのと一緒です

人が「変われない」のはなぜ?

みなさんも変わりたいのに変われないという経験がたくさんあると思います。

本書では人が変わるステップを以下のように表現しています。

問題意識がある人はその問題を解決したいと「思う」はずです。日々生活する中で、これが問題だ、これをやった方がよい、と感じることが頻繁にあるでしょう。そして、「必ずやる(Do)」。思ったら必ず行動に移す。しかも、「すぐやる」。そのスピードが大事。人間はやり始めたらやる気が出る生き物です。例えば、掃除などやり始める前は面倒くさいですけど、やりはじめたら止まらなくなったりします。さらにちゃんとやる。納得いく形になるまでやる。

思う回数×やる回数=成長の差。変われるか変われないかは、才能の問題ではなく習慣の差なのです。

「人は明日に成し遂げられることを過大評価し、10年後に成し遂げられることを過小評価している」誰かさんの言葉です。

この言葉は習慣の威力を表現したものといっても良いでしょう。

私も個人的に、腹筋ローラーで立ちコロが出来るように毎日腹筋ローラーを継続しています。

これまで何年も膝コロしかできませんでしたが、毎日習慣的にやり続けている現在は、あと少しで立ちコロが出来るところまで来ています。

きっともう少しで腹筋ローラーの立ちコロが出来るようになるはずです。

つまり習慣によって、出来なかったことが出来るようになったのです。

出来なかったことが出来るようになると成長したと実感できます。

この成長は自己肯定感の向上にもつながります。

今回の経験を通じて習慣の力は非常に強いと感じました。

習慣になった目安としては、その習慣をやらないとなんだか気持ち悪い、と思えるところまでくることです。こうなると無意識にできるようになります。

そうなるまで毎日続けましょう。

この本には、まだまだ大切なことがたくさん書かれていたり、ピラミッドストラクチャーを使った考え方なども紹介されています。

興味がある人は読んでみてください。

現場からは以上でーす!


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