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2023年1月の とある真夜中。 AM02:00 正月三が日が過ぎた頃、壮年期のその女はリビングでひとり、 次々と大判サイズの茶封筒を開けていた。 “四半世紀以上封印していた 過去の自己作品を繙いてゆく” という、 深夜に一人で展開される儀式。 進めるうちに現れたのはーーーーー 「花ざかり」 憶えはある。 そういう漫画を描いたことは。 だけど キャラクターを思いついたきっかけとか 構想の段階のこととか 全く 記憶がありません。 人って こんなに忘れちゃ