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地産ガチャプロジェクト 第二弾

第二次ベビーブームの子どもたちが小学校に上がる頃に台頭し、幾多のお小遣いを飲み込んでいったモンスターマシン「ガチャガチャ」。

大量生産時代の申し子とも言えるガチャガチャも昨今ではイメージが変わり、様々な趣旨の商品が展開されています。しかし中国での大量生産を前提とした企画が投入されるのは販売システム、値付けの上で現状まだまだ避けては通れません。

そこで、地産品を手作り、手詰めにてガチャガチャ化するプロジェクトを個人にて立ち上げてみました。
名付けて「地産ガチャ」。

地産ロゴ

5年ほど前に藤野という里山エリアに自宅を移し、渋谷区に勤務する事で、山間部と都市部の価値交換のような事に興味が湧いてきました。
そういった思いも込めながら、ガチャガチャ商品のオルタナティブな動きとして皆さんに楽しんで頂けたらと思っています。
さらには市場が拡がるガチャガチャの可能性を企画面から拡張し、業界の発展に繋がれば、といった密かな野望も抱きつつ。
電子決済、ネット通販、グローバル展開に対しての全方位逆張りだからこそ何かが起こる、そんな気がしています。気のせいかもしれませんが。

さて、前置きが長くなりましたが、そんな思いからの地産ガチャ第二弾!

「猪鹿の革」

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第一弾「炭ガチャ」には藤野産の本当の炭が入っていましたが、こちらも本物の猪、鹿のなめし革(藤野エリアをうろついていた方々の)が入っております。野生の獣の革なので、銃弾の跡や傷があります。本来は製品に使えない部分ですが、こういった部分にこそ、他では得難いドキドキする本物感があると思いませんか?

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(↑地産ガチャ第一弾『炭ガチャガチャ』)


今回は藤野にて農業を営みながら、獣害を考え(悩まされ)、駆除獣の革で革靴製作などに取り組む、農家であり革職人でもある、峰麓舎の市原亮・りつ子夫妻との共同企画となります。
以下、市原夫妻からのコメントです

私たちは農業と平行して獣革製品の製造を2019年より始めました。
柵で囲わないと露地で作物が作れないほど藤野エリアの「獣害」問題は深刻です。原料の生皮は獣害対策に取り組む地域の猟師さんから分けて頂いています。既存の革製品とはちょっと違う、野生動物の革に触れて使っていただくことで獣害を考えるキッカケになってくれたら嬉しいです。

 峰麓舎 市原亮・りつ子


革細工製作の際、野生動物の革は傷や肌荒れ、銃痕が多くみられるため、製品として使えない箇所が多くなります。
当商品は市原氏のハンドカットにより、はじかれたそれら端切れをカプセルにそのまま詰めております。キーホルダーにするも当て布にするもアクセサリーにするも貴方次第!

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ミニパンフ(両面カラー印刷、革の部位解説入り)、獣シール付きで
一回¥200

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初回販売を9月4日(金)より、JR藤野駅前「ふじの駅前ポートレード」(風里うえ)にて行います。(炭ガチャガチャも同時販売します)


●ふじの駅前ポートレード
営業日時: 金 土のみ  12:00~18:00
https://www.facebook.com/portrade.fujino

※初回分売り切れ次第終了
※通信販売などは致しません
※ご来客多数の場合は入場制限する可能性があります




地産ガチャシリーズは今後も地域産、地域の問題などをテーマに、ガチャガチャを一つのメディアとして捉え、しかしあくまでも楽しんで頂ける商品として展開して行きたいと思っています。シリーズ展開にご期待ください!

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