見出し画像

イガグリーズの心

明日から4連勤なので短めの日記を書いて爆裂に眠ります。

朝から歯医者の予約を入れていたのでいつもの豆とバナナを食ってバイクでバチコーン出発する。線路沿いに住んでるのでいきなり踏切があり、そこから駅方面、歯医者方面に向かう時もまた踏切がある。最初の踏切は渡らなくていいので無視して次の踏切で驚いた。400mくらい詰まってるのである。ここに住んで5年以上になるがこんな絶望的な糞詰まりは見た事がない。なんでもない平日の9時半にこれだけの渋滞を普通に生み出す事が許されるなんて……。迂回した先の踏切でも足止めを食らって2分遅刻した。配達の仕事でも踏切のせいで色々間に合わなかったりするので本当に憎しみが強い。あのいちいち停止線で止まるやつ絶対いらんて。

調べたところ(本当は知ってるけど)、踏切内で立ち往生することがないように作られたルールらしい。バイクのヘルメットとかシートベルトについてもそうだけどルールを守らないで損するのはルールを守らなかったやつなんだからいっそそんなルールなくしてしまえばいいのに。アメリカではヘルメットの装着義務がないけどほとんどの人はしてる、そういうことでよくないか?だいたい踏切を超えた先で詰まってるかどうかなんて見りゃわかるし。ポリスメンがいるわけでもないのに律儀に一々止まってるから……やめよっかこの話。

今回が3回目、次の4回目でようやく奥歯の治療が終わる。みんなも思うでしょう、せめて2回くらいで終わらんかと。おれも思う。歯医者自体も回転率上げたいから早めに終わらせたいだろうけど事情というものがあるのだ。客の「こうしたらいいじゃん」なんか全部店側からしたら「んなことわかってんだよ」だ。

令和になってもまだ虫歯と戦わなきゃいけねえのかよ!?令和にもなって!と思ったことがある。出土した古代人の歯を調べてもわかる通り人間は虫歯と戦う運命にある。癌を克服するすべがないように、おそらく虫歯も根絶することはできないだろう。少なくとも人間が生きた肉体を備えている限りは。歯医者側の陰謀で、つまりわざと虫歯にして儲けてるんだと言ってる人がいたけど、完全に否定も肯定もできないにしても「恐らく……」という解答がズレちゃう人ってしんどいよなあ。地上平面説とか神の存在とか、そういうの。あんまこういうこと考えたくないな。


突然のNINJA400

実家に帰ってバイクの洗車をした。雨の日でもバイクに乗るので2りんかんで購入した撥水コーティングを施した。効果はまだ分からないけど、そもそも洗車の時点でかなり気分がいい。でかいものを濡らしたり拭いたりして汚れを落とすってめっちゃいいよな。これを生業にしたいくらい。前に高圧洗浄機で掃除するゲームがあったけど、確かに掃除ってゲーム性がある。特に成果が目に見えるってのが良くて、わかりやすく達成感がある。洗車して飯食って風呂入って寝るだけの日々を送りたいぜ。

ふと足元を見るとなんか4cmくらいの細いものがピロピロピロピロピロと暴れ狂ってるのが見えた。少し離れたところに尻尾のないやもりがいた。やってしまった。幸い尻尾以外は無事なようで慌てて逃げていった。前に屋内作業をしていたらやもりを踏んづけたことがあって、その時も尻尾が切れた。のみならず、やもりの脚を踏みつけていたみたいで。めちゃくちゃかわいそうだった。かわいいものを傷つけるとへこむ。コバエは殺す。慈悲はない。


素敵な……

誕生日の祝い飯(こんな言葉ある?)が延期になってたので今回ステーキを焼いてもらった。脂身を先に喰らうなどのファインプレーが見られたが、途中ナイフの使用を放棄し突き匙(フォーク)で肉を刺し喰らい噛みちぎるという山賊的な一面も見せた。これはミラコスタの結婚式でお行儀よく食べていた反動だ。おれは心底お行儀、テーブルマナー、そもそもマナーというものを見下してる。理にかなってるならいい。が、なぜ、客が、注文したものを、食べたいように、食べてはならないのか。そりゃいくらなんでもミラコスタで先述したような食べ方はしない。何をされるかわからんからだ。しかしナイフと突き匙(フォーク)は外側からとか、ナプキンがどうとか、うるせえかかってこいよと思ってしまうのだ。そもそもさあ招かれて行ってそんな……いいけどさあ……。

前に読んだ本で、どっかの部族では「ようこそ!」といった意味合いで口に含んだコーヒーをぶっかけるというのを知った。パプアニューギニアだったか。これを日本でやるとエライ目に遭う。親友でもキレる。これはぜんたい、なんなのか?

要は昔誰かが考えた意味も損得もないルールなのだ。結婚式の服装だってテーブルマナーだって、具体的なそれに倣う意味が形骸化してるなら、それこそお遊戯会だ。なんか今頃になってムカついてきたな。いや親友の結婚式だからもちろんその時は全力で祝福してたけど、服装がどう、色はこう、ネクタイが、ベルトが、靴が。動きづらいわ。おれも友人も映画のコンスタンティンみたいだとか言ってないとやってられなかったですよ。ちゃば……これは言っちゃダメなやつだな。そこまでは言わない。でもやっぱ、ほとんど仕事してるような気分だった。今度友人と中華を食いに行くときまたお互いの心境を語り合おう。

実家の階段の照明がすごい。おれが家にいた頃はなんてことはない白っぽいLEDだったんだけど、今はこれ。

猥褻の館?

一応これ自体は前々から知ってて、照明をつけるたびドン引きしてたんだけど、帰る時に玄関の照明をつけてさらに引いた。それがこちら……(テレビジョンのナレーション)


スターウォーズ?

正義と悪の間で揺れ動く空気清浄機くんみたいになってる。間接照明みたいなことなんだろうけど、なんでこんな原色バリバリにしたんだろう。おふくろいわく近所でも話題になってるらしい。そりゃなるわ。


読み終わった。世界のヤバい場所でヤバい人の食ってる飯を撮る番組の、その裏側。著者が単身乗り込んで本気で56されかけたりしてるのすごいけど、テレビ越しに観る嘘みたいな世界で、リアルに飯を作って食ってる人を見るとやっぱ自分と変わらない人間とそれを取り巻く世界であって、嘘じゃないんだなと思う。人が生きてるということは、自分と同じように親がいて、兄弟が、友達がいたりいなかったりして、過去があって今がある。そして、それまでの生活と今の生活と、仕事と、飯がある。その仕事は必ずしも善くはないかもしれないが、生きるためには仕方の無いことだ。文章があまりにも秀逸なので著者を調べたら早稲田卒だった。あーあ!あーーーーーあ!!!!!!

で、ピースの綾部が出した本を読んでる。又吉なら火花を読んだけど、綾部も出していたとは。何が目当てと言ったらつまり、ニューヨークでなにしてるの?って部分だ。いきなり渡米してなんだかんだ数年が経ってる。それこそどうやって働いて、生活して、何食ってんの?ってことだ。

まだ途中だけど、やっぱ芸人って面白い。くりぃむしちゅーの上田、オードリーの若林、ピースの又吉などなど、文才のある人は多いけどこの男は少し違う。バキバキのコミュ強で英語が全く話せないのにノリでめちゃくちゃ友達を作ってハリウッド俳優と仲良くなってたりする。化け物だ。ただ、英語ができないと話にならない(当たり前だ)ので勉強中とのこと。ロサンゼルスならまだしも、ニューヨークってかなり訛りが強いから大変そうだ。

文章については、終始敬語なのがいい。しかも全く飾らない文章。おれもそうだけど文章書くってなるとなんか変な言葉遣いというか、書き言葉になったり普段使わないむつかしい言葉使ったりしちゃうんだけど綾部は違う。こういう文章って読んでて安心する。ところで今綾部のことを全部渡部って書いてるのに気づいて直したところ。アンジャッシュが混入してる。

短めの日記も書いたし寝るか!(3200文字)


職場の写真

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?