NieR:Automata The End of YoRHa Editionをクリアした感想

購入経緯

 積ゲーを消化し、次のゲームを探していた時に、セールで目についたのが購入のきっかけだった。既に高い評価が確かなのものとなっており、そのうち触ろうとは思っていたので、丁度良かった。

世界観・ストーリー

 表紙絵の雰囲気通りに退廃した世界で、高度なアンドロイドたちと機械生命体が争っている。表情豊かだが行動原理は命令遵守というアンドロイドと、無表情だが人間味くさい行動を取る機械生命体の対比がよく効いていた。アンドロイド陣営は既に戦う意義を失っているにもかかわらず、戦うという命令に従うために戦い続け、その戦意を保つプロパガンダのための捨て駒部隊が投入されている。そんな環境に置かれたアンドロイド達の葛藤と奮闘は、虚しくも情緒があり、これこそが本作品の特徴だろうか。

総評

 戦闘システムはシンプルで扱いやすく、それなりの難易度もあるため、ほどほどに楽しめる。その一方でゲームプレイという点での奥深さはさほどでもない。世界観とストーリー展開を楽しむ、小説や映像作品に寄った位置づけの体験となった。幅広いジャンルで多様な体験に触れられるのがゲームの良いところの一つだと思う。


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