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誰一人取り残さない未来のために僕ができること。DaiGo氏発言から改めて考えること。

こんにちは、民泊運営代行、農業ビジネス挑戦中のZAP代表奥本です。7月末に少し病気になってしまい、まだまだ本調子ではありませんが、なんとか毎日1時間くらいは休憩なく椅子に座り仕事できるくらいまで戻ってきました。

この間、取引企業、NGO、スタッフ、たくさんの人に迷惑をかけてしまいました、本当に申し訳ございません。そして、迷惑をかけていても、いつも暖かく見守って下さり、応援してくれ待ってくれて、ありがとうございます。

関わってくださる皆さんのおかげで、自分がいるのだと、病気や怪我になった時、パフォーマンスを発揮できないときによく痛感します。だからこそ、周りの人への心からのありがとうを忘れず生きよう、と自分の美徳を守っていきたいと思うのです。

「おらがおらがの「が」を捨て、おかげおかげの「げ」で生きよ」ですね。


さて、もう皆さんご存知の通り、メンタリストDaiGoさんのホームレスへの差別発言が、とんでもなく炎上していますね。Yahooニュースにも取り上げられております。

多くの方がDaiGoさん、ちょっと言いすぎじゃないのとか、DaiGoさんは優勢思想肯定しているとか、批判し炎上しております。この件で、改めて僕がDaiGoさんをどうこう言うつもりはありません。

ただ、カンボジアで暮らして6年。今までシンガポール人、フィリピン人、日本人の3人のインターナショナルホームレス(不法移民)の社会復帰を手助けし会社で雇ってきたこと。また、小卒・中卒、孤児院出身の人たちなど、比較的社会的立場が低い人たちを雇ったり、その人たちに住む家を提供してきたりしてきた僕が、なんでこのようなことをしているか、改めて考えてみました。


助けられて今がある

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冒頭にも述べたように、7月末から病気になっていて、仕事は休み休み指定ました。その間、本当に多くの方に助けられました、ありがとうございました。いつも、僕は多くの人に支えられているなと感じるのですが、その根底にまでさかのぼりましょう。

僕は中学生のころ、足を骨折し、半年間入院してしまいました。そのおかげで、今でもガニ股あるきというか、ペンギン歩きというか、普通に歩くことがでませんw
筋トレをしている動画をとっていると、極端に左脚の長さが短いのが気づくと思います。左脚は5cm短く、左足は1.5cm短いです。

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結構な大きな怪我をしたのですが、怪我したときに救急隊の方の迅速な対応のおかげで命を助けられました、重症度を抑えられました。
また半年間のクッソつまらないはずだった入院生活も、毎日友達がお見舞いに来てくれ、あっという間に過ぎました。精神的にかなり助けられました、感謝しかありません。

そうなんです、小さなころから助けられてばっかりなんですね。

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すっげぇもんげぇでっけぇ御恩、多くの人にもらいすぎてしまってて、申し訳なさすぎるくらい。
あの時、みんなが支えてくれていなかったら本当に廃人になっていたのではないかなと思うことが多々あります。


こうやって、いただいた御恩というのは、本来であれば一人ひとりに、返していくのが筋かもしれません。ただ僕はいまはカンボジアにいるし、一人ひとりにどうやって返していくか、、、いまさら何か事をしようとしても、恩着せがましいというか、必要ないといわれる方が大半でしょう。

じゃぁいただいたものは、今度は僕が違う人にバトンを渡す番なんだと思っています。

これが、いま唯一出来ることではないかと思っています。


なんだか、だらだらと、わかりにくいことを書きましたが、一貫して思うこと、助けてもらったんだから、今度は僕が助ける番でしょ。目の前に助けてといっている人がいれば、無視すんなよ。お前御恩を忘れるなよ、ということです。

助け合いの精神であふれるカンボジア

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助け合いの精神で溢れるこの国は、疲れた時、めげそうになった時、助けてといわなくても手を差し伸べてくれる方々が多いと感じます。経済的に苦しくても、他の人を助けるという文化はカンボジアに1か月も暮らせば十分に見当たることと思います。

町をあるけば、大きな交差点では、たいてい物乞いをしている人がいます。
ストリートチルドレンもたくさんいます。
その人たちに、何も言わずお金を渡している人たちがたくさんいます。

物乞いをしている人たちは、なりたくてなったのでしょうか。
努力ができなかったから、ここにいるのでしょうか。
努力ができたらこの状況を打破できるのでしょうか。
お金を渡している人たちはどのような気持ちなのでしょうか。
誰のせいで、この人たちは生まれてくるのでしょうか。

・・・・

僕も、色々と答えを考えるんですが、結局どうすればいいかは、わからないんですよね。

でもね、以前から何度も言っているんですが、自分の周りの人たちがその状況にいたら、どうしますか、ということです。

無視できますか?


カンボジアで生活させていただいていて、自分の知り合い・知り合いの知り合いがそのような状況になっていれば、今までの支えられたバトンを返すのは、、、、

今でしょ?


もちろんいろいろな考えがあるので、その人たちを助ける助けない、支える支えないのは、人それぞれでしょう。
助けない人たちを批判しているわけではありません。

だれ一人取り残されない、優しい世界になることをめざして、自分は自分ができることを全力でするだけ、それだけだと思ってます。