キャラ別攻略:世傑

著者:Chada

【所感】
出が遅くリーチの長い各種攻撃を持ち、移動が遅いという絵にかいたような重量級キャラ。全キャラ中最高の筋肉を持つ漢女(オトメ)である。
参戦目的は結婚相手を探すこと。うーん乙女チック。とはいえその実態はストⅡのリュウなのだが。

キャラ性能としては地上技の出始めにスーパーアーマーが付いているのが最大の特徴である。アーマーで相手の攻撃を受けるとダメージが半分になるという仕組み。
これにより強切り以外の相手の攻撃を受け止めつつ反撃が可能であり、斬!斬!斬!最強の初狩りキャラの名を欲しいままにしている。別に欲しくはないが。

ただし研究が進んだ現在、死神と世傑同キャラ以外はこのアーマーに対するリスクの低い対処策が発見されており、アーマー性能に甘えた立ち回りは許されなくなった。
攻撃の発生が遅く相手の隙に攻撃を差し込むのは苦手なため、待ち戦法を取ってもメリットがない。
結果として、世傑は相手のタイミングをずらしながら自分から攻撃を引っ掛けにいく、なかなかピーキーな攻めキャラであると言える。

【技の性能】
後程追記する。

【各キャラ攻略】
●対 小次郎(4:6 不利)
世傑アーマーをバックステップを仕込んだ横ではがしてくる動きが単純につらい。アーマーはがしを狙ってくる敵すべてに対して言えることだが、地上戦では横キャンセルバックステップ等で横を振るタイミングをずらし、アーマーはがしを狙われないように注意しよう。
ただし、小次郎の縦切りが対空としてそれほど優秀ではないため、ジャンプ攻撃からの打開のリスクが低くくまだ戦いやすい。ジャンプのバリエーションで狙いを散らしつつ、ジャンプ横をうまく引っ掛けよう。地上で弾かれた後の強切りには要注意。こちらの攻撃よりも小次郎の強切りの方が早く出るので、釣られてしまわないように気を付けよう。

●対 天狗(4.5:5.5 微不利)
近づかれてしまうと天狗の横横連携でアーマーの上からけずり殺されてしまうため非常に厳しい。よって、天狗の近づこうとする動きをいかに狩るかが勝負。
天狗の前ステップが長くて速くてキャンセルが利かないという仕様なので、これに横を引っ掛けるのが最初の狙いとなる。またジャンプ系からの接近には非常に強力な世傑縦切りが回答となるため、きっちり対空を取ろう。
結果、天狗側は歩いて近づいてくるのがメインとなる。じりじりとした地上戦は、アーマーが利かない分世傑不利だが、タイミングをずらして上手く横を当てよう。世傑側がジャンプで上をとってしまう、というのもありだ。

●対 世傑(5:5 五分)
研究不足でよくわからないが、不利が付くことはないだろう。
先に手を出して、アーマーで攻撃を取られると、バクステが間に合ったり間に合わなかったりする。間合いか?タイミングか?要研究。
唯一、死に技である世傑強切りが生き返る可能性がある組合せである。

●対 弁慶(4:6 不利)
世傑のアーマーを弁慶横切りが貫通してくるため理論値では3:7くらいありそうだが、実戦値では弁慶側の事故の起こしやすさから4:6とみる。
世傑側は射程を活かしながら、いかにタイミングをずらした横を相手の前ステに引っ掛けるかを考える。こちらからの飛び込みには弁慶の強力な対空が待っており、一回迎撃されると起き攻めが確定するのであまりお勧めできない。ただし、うまく間合いを調整して弁慶の対空縦を空振りさせられれば一転してチャンスとなる。
地上で距離を詰められての横切りごり押しには、後ろジャンプ即縦が回答になっている。ラウンドの浅いうちに見せておいて踏み込みに対する抑止力にするのも、ここぞという時の切り札に温存しておくのも良いだろう。理屈上、2回までは空振りが出来るという考え方もできる。

●対 巴(4:6 不利)
アーマーはがしに巴側のリスクが伴うので他のアーマーはがしキャラと比べて楽か、と思いきや横横連携でアーマーの上から削りきれることが発覚してしまった。なんてこった。
近づかれてしまうと非常に厳しいので、巴のステップをうまく狩ろう。とはいえ安易に横を振ると隙に横を差し返されてしまうため、悩ましい。ジャンプや横キャンセルステップを駆使してタイミングをずらそう。対弁慶と考え方は同じだ。
ただし、世傑の横ギリギリの間合いから、横に合わせての巴強切りがキレイに刺さることを忘れないように。巴がステップを控えて間合いを調整していたら、強切りを狙っている可能性があるので要注意だ。

●対 死神(7:3 超有利)
死神が世傑のジャンプ縦を返しづらく、世傑側に大きな有利が付く。死神にジャンプ縦を避けられても確定反撃が無いシュチュエーションが多く、世傑側は出し得。間合いを調整しての前ジャンプ即縦を積極的に振っていこう。
死神側のジャンプ縦への対抗は、①ジャンプ横で空対空②ジャンプ縦で拒否る③地上縦で迎撃④地上弾き⑤バクステ。
①~③は相殺か、きっちり合わされると一方的に負ける可能性があるが、①②の読みを外して空振りになるとそのあとに世傑ジャンプ縦が刺さる。これは酷い。死神の地上縦には確定反撃は無さそうだが、空振りさせれば世傑側が有利である。畳みかけよう。
弾かれたら死神特有の短い弾き硬直から攻撃が飛んでくるので、どつきを連打しよう。バクステで避けられても前述の通り確反が無い事が多いので強気に。その他、縦おたくダッシュでのごり押しも出来るので覚えておくと良い。
弱気になって相手の行動へ丁寧に対処しよう、とやるのが負け筋なので、対死神はとにかく強気でプッシュだ。

●対 用心棒(3:7 超不利)
小次郎以上に世傑のアーマーはがしを得意としているので、非常につらい。用心棒側の勝ち筋は、バクステ仕込み横でアーマーをはがし、再度横でトドメという形。歩き、ステップ、横キャンセルバクステ、各種ジャンプ等、全てを使ってタイミングをずらそう。
用心棒はこちらの攻撃に対応しようと待ちの姿勢でいることが多いため、前ステップ横等の強気の行動をたまに見せると刺さることがある。織り交ぜていくこと。
空中戦は地上戦よりはかなり戦いやすい。アーマーをはがされた後は地上で攻撃を振りづらいので、自然と空中戦になる。とはいえ、縦に長く優秀な用心棒縦切りが単純につらいので地上攻撃も織り交ぜて狙いを絞らせないように。
ただし、用心棒縦切りは横方向の判定が狭く、特に背面にはほとんど攻撃判定が無いため、飛び越えてしまって着地で縦の隙を狩るという択もある。もちろん飛び越える前に縦切りで落とされる可能性もあるが、覚えておくと良いだろう。

●対 猿(6:4 有利)
かつては世傑側が圧倒的に有利と思われていた組合せだが、猿の強切りの隙に攻撃を差し込むのがかなり難しいと判明した結果、このダイヤとなった。
猿の通常攻撃をアーマーで取ればそのあとの攻撃が確定するため、猿は基本的には強攻撃しか振らない。猿の強切りと世傑の攻撃はほぼ発生が同じかつ猿の方が間合いが広いので、距離を詰めたい世傑というなかなか珍しい光景が発生することになる。とはいえ、間合いを詰めてしまえば圧倒的有利なので強攻撃の隙を突いて着実に追い詰めよう。
一点、地上で攻撃を弾かれた後は注意が必要である。攻撃、どつき、バクステがことごとく猿の強切りに狩られるので、おとなしくジャンプで逃げること。空中戦は、猿の縦切りが判定だけはそこそこ強いことと、猿の空中横が猿の通常技で唯一優秀な攻撃のため、あえて付き合う必要はない。たまーに相手の意識の外からの強襲や、猿の強切りをジャンプ縦で狩って意識させるという使い方をしよう。

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