なんとなくエールを。

人間の美的感覚というのは、実に曖昧で多種多様なのだと知る。
もちろん、美術家や芸術家、音楽家には他にはない独自性はあるもの。しかし、だ。だからといって、僕や僕ら一般人に独自性がないわけではない。没個性?いやいや、目立たないだけ。

逆を言えば、名だたる芸術家たちが最初から有名だった訳ではない。その時代の背景や、またその時に発言力や発信力のある人間に後押しされて有名になることというのもままある話。不遇な時代のない芸術家はいないのだ。

つまり、だ。
誰しも、その可能性を持っている。たまたま注目され、後押しされ、持て囃されれば誰だって唐突にビッグネームになり得るのだ。また、そうなったとして甘え、また驕れば唐突に転落することもあり得るのだ。

奢るなかれ、研鑽せよ。一人一人、輝きを秘めている。気がつかないか、またはその輝きがあまりに深部にあるために磨くのに時間がかかるだけなんだ。

躊躇うなかれ、輝くことを。
戸惑うなかれ、飛翔する日々を。
みんな、スターなんだよ。僕は、そう思う。

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