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出会ってきた変人達の話

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私の変な人絡まれ率なんとかなりませんかね?
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謎の木目調スティッチ男

20代前半の頃の話です。 一人暮らしをしていた私は、気分転換に新たな物件が見たくなり、 当日付き合っていた人と不動産屋に行く予定を立てていました。 地元の駅で待ち合わせだったので、私は少し早めに家を出て駅前のベンチに座っておりました。 冬頃だったのでとても肌寒かったのを覚えています。 もう少し風がしのげるところで待ち合わせしたら良かったな…。 そう思ったとき、いきなり1人の男性が隣に座ってきました。 『ん?知り合い?』 そう思うくらいお互いの距離は近かったです

駄菓子屋のおっちゃん。

※別に良い話とかではありません。 私の住む町は、都会かと言われればそうでもないし、かといってそこまでの田舎でもない、中途半端な場所に位置しています。 自転車でちょっと移動すれば公園が沢山あり、大きいところから小さいところまで様々。 うちの近所には5つも駄菓子屋さんがあった。その中の2つは文房具屋さんも兼ねているのだけど。 自分の学校区域から一番近所の駄菓子屋をホームにするのが子供達の中での暗黙のルールなのだが、 ある日、たまには違う店に行ってみようと誰か知らない子が

【精液事件】4才の時、親の留守中に変態来訪。

私が保育園時代の時の実話です。 親が買い物に出かけている昼間、家の隣の路地で、いつものように友達のひばりちゃん(仮名)と遊んでいたのですが、 突然大学生?くらいの男の人に声をかけられました。 「ちょっとトイレを貸して欲しい。トイレに行きたいんやけど。」 その人は身長が高く、見た目は優しそうですが、ちょっと目が怖い感じがしました。 1分ほど歩いたところに公園があり、公衆トイレがあったのですが、 親以外の大人と外で話したことがない私はオロオロと人見知り丸出しで困ってし

リラックマおばさんに遭遇した話。

今年の春頃の話。 私は夜勤明けで帰りに飲み物を買うためコンビニに立ち寄った。 眠い目をこすりながら店内をうろついていると、突然、 「こんにちは!」 と目の前に50代から60代くらいの女性が声をかけてきた。 そのおばさんは笑顔で私を見つめ、私の言葉をじっと待っている。 私「あ、こんにちは…。」 まだおばさんはじっと私の顔を見ている。 ……あっ、これアレだ。多分どこかで会った知り合いだ。 と瞬時に思ったが、その顔には全く覚えがない。 何なんだ。誰なんだおばさん