データ構造で処理を早くする

基本的な議論の流れ

```mermaid
graph LR
A[意味ある題目]-->B[物理的]-->C[操作的]
```

情報的に価値のある議論とはなにかという文脈での議論です。
普段の会話は詳細でも厳密でもありません。いい加減な会話がなされているのは普通です。情報的にほとんど意味がないことが通常です。普段の挨拶で。お天気ですか?というのを思い出してもらえばいいですが。単純に情報的に考えると意味がほとんどありません。ビジネス的な会議も実際上はほとんど意味のないことが。多いです。この議論は無意味な会議に情報的に価値のある議論を導入しようという試みです。
最初は大雑把ですが意味ある題目を提示します。次には物理的な実態をできるだけ想像した議論を行います。これで固定的ではありますが物理的な実態の想像した姿を共有することができます。物質的な実態が共有したら。次は物理的な実体から離れるために操作的な思考実験を行ない、物理的な実体を意識せずに、生産的な議論ができるようになります。
題目の言葉は、データ、データ構造、処理、早くする。 です。これらは大雑把で、厳密で詳細な数学的な定義がなされていません。

前提知識 データとは?

(物理的)データとは何か? 記録媒体上の連続したビット列

(物理的)速い記録媒体もあれば、遅い記録媒体もある。

(操作的)記録番地を指定することで。ビット列を取得できる

物理的な記録媒体を意識しないでの議論が、処理の高速化の理解を妨げている

(例)ソート(処理)を高速化するには、事前にソートしておけばよい

物理的な記録媒体を意識した議論にしてみましょう。単なるビット列と考えるとソートは不可能です。ソートは配列になっていないと行うことはできません。ビット列が値の配列になっているという構造を導入します。こうすれば思考実験でソートすることができます。ソートはどうすると早くできるかというと事前にソートをしておけば、ソートは最速になります。

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