20世紀の雪男
先月末、現在公開中の『ゴジラ×コング 新たなる帝国』を鑑賞して参りました。
本編の半数以上がコングと怪獣達のシーンに充てられており、まさに令和の『怪獣総進撃』というべき内容だったと思います。
只、僕の前の席の外人カップルが上映中も身体を寄せ合ってスマホを操作していたのは迷惑極まりありませんでした。
という訳で今回は猿繋がりで冷凍怪獣ギガスを紹介します。
今回はポピー キングザウルスシリーズで発売されたものをリペイントしました。
ギガスは『ウルトラマン』25話で初登場した怪獣で身長:40m 体重:1万5千t です。
『マン』では日本アルプスでどくろ怪獣レッドキング2代目が飲み込んだ水爆を捜索中の科学特捜隊の前に出現し、同時に出現した彗星怪獣ドラコと戦わされます。レッドキングが乱入し、ドラコが倒されてからはレッドキングと戦いますが一方的に叩きのめされ、逃走しました。最期は科特隊の強力乾燥ミサイルで木っ端微塵となりました。
楳図かずおによる漫画版では日本ではなくヒマラヤ山脈に出現し、ドラコを冷凍光線で氷漬けにします。続いてレッドキングにもドラコ同様冷凍光線で氷柱を作り、殴りかかるもレッドキングの火炎で焼け死にました。
日本アルプスで平穏に暮らしていたにも関わらず倒された不憫な怪獣といえます。
『ウルトラマンZ』2話では『マン』以来53年ぶりに本編に登場しました。ナツカワ・ハルキが乗り込む特空機セブンガーとオープンセットで70年代の低予算特撮番組を彷彿させる戦いを『ウルトラファイト』の効果音を散らしながら繰り広げましたが硬芯鉄拳弾で政府の観測所を巻き込み、爆死しました。この回はスピンオフ『セブンガーファイト』の制作にも繋がりました。
『ウルトラマンブレーザー』では日本アルプスにてレッドキングに降参し、その子分となって市街地に出現します。2体で23式特殊戦術機甲獣アースガロンを圧倒し口から吐く冷凍光線で氷漬けにしました。ブレーザーをも冷凍ガスで氷漬けにしますがファードランアーマーの熱でブレーザーに全身を解凍され、チルソファード炎竜射とアースファイヤの同時攻撃でレッドキングと運命を共にしました。初登場から56年を経て遂にウルトラ戦士と史上初の対決&冷凍光線と冷凍ガスの使用が実現しています。
『マン』のリメイク作品『シン・ウルトラマン』の主人公リピアーと。
ギガスの着ぐるみは『マン』20話に登場した高原竜ヒドラを改造した物であり上半身を大幅に改造することで印象の変更に成功しています。
ギガスは『ウルころ』にも80の生徒ミノルとして2回登場しました。
次回もギガス同様『ウルころ』にも登場した『レオ』より槍を持った宇宙の老人を投稿予定です。みんなで読もう!
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