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ウルトラの星

先日「ウルトラマンタロウ 庵野秀明セレクション」と「ウルトラマン 生命のものがたり」を立て続けに鑑賞してきました。

『ウルトラマン』でナレーターを務めた石坂浩二氏演じるとある劇場の支配人が謎の少女の問いかけに応じて『マン』1話、2話、35話、最終話という「生命」をテーマにした回を上映していく現代版『ウルトラマン 怪獣大決戦』と言える作品です。

新撮パートはこれだけで終わらせるには勿体ないのでツブイマなどで配信して欲しいと思います。

という訳で今回紹介するのは彗星怪獣 再生ドラコ&パワードドラコです。

斜め前面

再生ドラコはレッドキング2代目に羽根を千切られて倒されたドラコが怪獣酋長ジェロニモンによって復活したものです。羽根はなくなり角が5本に増え、鎌だった手は5本指に変化しています。尚、角はスーツアクターの鈴木邦夫氏によって『快獣ブースカ』に登場したイモラのそれが取り付けられたものといわれています。同じくジェロニモンによって復活したピグモンを叩き潰しますがイデ隊員の新兵器・スパーク8によって木っ端微塵になりました。

斜め後

ウルトラ怪獣シリーズで発売された再生ドラコをリペイントし、口吻を尖らせ、額の角の向きを変更した上で肘に角度をつけました。『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトルNEO』でも10話に登場し、因縁浅からぬテレスドンと対決しましたが突如出現したキングジョーブラックに纏めて倒されてしまいました。12/16に放送された『ウルトラマンブレーザー』でもドラコは鳴き声のみの出演でしたしまともに初代や再生のような容姿のドラコがウルトラマンと対決できる日は来るのでしょうか…?

テレスドンと対決

同じく劇中でジェロニモンによって復活したテレスドンと。テレスドンはボークスのオリエントヒーローjr.だったと思います。この2体は当初それぞれレッドキング&ゴモラでしたが前者はレッドキング→アボラス→ レッドキング2代目の度重なる改造によってスーツが傷んでいた為、後者は既にスーツがザラガスに改造されていた為変更になった、という経緯があります。

斜め前

続けて今年30周年を迎える『ウルトラマンパワード』に登場したパワードドラコです。パワードモンスターシリーズで発売されたソフビをリペイントしました。皮膜を走る血管のみアクリル絵の具で塗装しました。身体を走る白い筋などに辛うじてドラコの特徴が残るものの体色、翼などは初代ドラコから大きく変化し、口も節足動物のように横に開きます。

斜め後

劇中では『セブン』のアロンや『帰マン』のプルーマなどと同様、地球侵略に邪魔なパワードを狙い、ゼットンに必要なデータを集めようとするバルタン星人によって送り込まれました。レッドキング2代目に逆エビ固めで倒されてしまった初代ドラコの雪辱を果たすが如く、以前紹介したパワードレッドキング(雌)の夫・パワードレッドキング(雄)の喉笛を腕に仕込んだ鎌で切り裂いて倒します。パワードのメガ・スペシウム光線も弾き返し、一度は彼を撤退させました。パワードとの再戦でも彼の胸部を鎌で切り裂いて圧倒しますが、防衛隊WINNERの攻撃で弱った胸部にメガ・スペシウム光線の長時間照射を受けて倒されました。

リピアーと対決

同じく『マン』のリメイク作品である『シン・ウルトラマン』の主人公・リピアーと。パワードドラコのソフビは中古でも完品は珍しく、貴重な存在です。おそらくバルタン星人はドラコとゼットンの2段階でパワード打倒計画を練っていたと考えられます。

新旧ドラコ

Wドラコで〆。デザインの変化は一目瞭然ですね。

次回は那須高原に生息していた九尾の狐怪獣を投稿予定です。みんなで読もう!

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