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ドローボールを打つ 9

ショートコースでボールを左に曲げれる様になってきたら、本コースに出てみましょう。ここでドローが出れば、後はその感じを練習してレベルを上げて行くだけです。

しかしコースというはアップダウンや傾斜がありますから平に比べるとかなり難しく感じるはずです。さらに池やOBがありますから、考える事や不安要素が出てきます。そしてコースは練習ではなくいつでも本番です。よくプロが練習ラウンドや、研修生がコースで練習するのを見たり聞いたりした事があると思いますが、一般的には全て本番です。そのつもりで(良いスコア)ラウンドしないと変なクセがつきます。18H持たない思考になってしまい、途中で諦め、今度の為の練習ラウンドになってしまいます。この感覚になってしまった方でレベルが上がったプレーヤーを見た事がありません。重要なところでミスります。

そして本コースでのスイングを撮影し、練習場、ショートコース、本コースのスイングを比べ、課題をクリヤしていきます。練習場とショートコースでの練習をメインで、たまに本コースに出るで十分です。本コースに出すぎるとなかなかスイングが固まらず、いつまで経っても上達しないです。しかし練習場だけでは、全く上達しないと言っても過言ではありません。練習場には全く行かないがコースはよく行く方の方がもちろんスコアは良くなります。しかし本当にスコアや技術を上げるなら、ショートコースが最適です。

ここで今までのレッスン経験からコースに出てドローが出ない方の特徴として考えてるのが、足が安定させれない。身体を使い過ぎ。

この2つがとりあえず目立ちます。足が安定させれないは何かと言うと、芝生は柔らかいのと、練習場より滑る事です。スパイクを履いてますからある程度はグリップ力はありますが、練習場マット程はありません。そして柔らかくふわふわしています。感じにくいかもしれませんが、少し沈んでいます。なので身体が不安定な状態でスイングしていると感じて欲しいのですが、これがかなり感じにくいのです。

身体の使い過ぎ、これはほぼ感じれません。むしろ身体を使い過ぎてる方のほうが手を使っている感覚になります。よく振り遅れという感覚で身体が開いてしまい、フェースターンが遅れスライスすると聞く事があります。そもそもボールは止まっているので、振り遅れと言う表現はあまり適さないのですが、感覚は分かります。これが厄介で、コースに出ると身体のターンが正しくできない事もありますが、早過ぎて、アームが追いつかないか、トップに置き去りになってしまいます。この感覚から間に合わせる為に手を使うと、スライスしたりミスショットになります。しかし身体に残った感覚が、合わせる為に手やアームを無理やり使った感じだけが残るせいで、手を使っただの力が入ったとなり、さらに身体先行のアーム遅れになります。そして振り遅れた場合と手を使った感覚が混ざり、どちらがどうでスライスしているのか判断がつかず永遠に迷う事になります。

とにかくコースに出ると身体が暴れている事に注視して、身体の回転や、移動をおとなしくするか、ゆっくり回転や移動する感覚を試してみてください。私が見る限り動き過ぎてます。

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