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飛距離について 2

前回から飛距離について考えるを始めましたが、先ずは飛ばせる様になる為には、技術よりも考え方を変えなくてはいけません。なぜかゴルフはコツがある様に感じるのと、聞けばすぐにできる様になると思っている方が多いみたいです。他のスポーツと同じで、聞いたからといって直ぐにできる様にはならないのと、できない事は出来ないのだと理解して頂く必要があるのですが、難しいみたいです。単純な動作と単純な練習が難しく、複雑な動作や練習が簡単に感じてるプレーヤーがいます。

飛距離についても同じなのですが、コツさえ教えてもらえれば直ぐに20Y〜30Y飛ぶ様になると感じてしまう方がいるのですが、走るのと同じで、走り方を聞いたからといっても早く走れる様にはならないです。走ることに関しては理解できるみたいなのですが、飛距離に関しては理解しがたいみたいです。なので先ずは飛距離に関して理解して、考え方から変えていきましょう。

では今回はミート率について考えます

ミート率とは(ボール初速÷ヘッドスピード)です。決して芯を捉えたとか、野球の様なジャストミートの様な感じではありません。もちろん芯を捉えたり、打感が良い時は飛距離も出ますが、ゴルフでのミート率は数値化されたものです。

ヘッドスピードが40でボール初速が60だったらミート率は1.5になります。1.5になるとほぼ最大値になります。ミート率2とかはありえないみたいです。なのでミート率⒈5を目指して練習する感じです。

よく雑誌や動画でミート率を上げればヘッドスピードが遅くても効率よく飛ばせると、聞いたことがあると思います。しかしどうしたらミート率が上がるのかになってくると、いろいろな情報を見たり聞いたりしてもなかなか難しかったり、結局は計測器で測ってもその時々でバラバラの数値になりますから、よく分からないものにります。

確かにミート率の事だけを考えるとヘッドスピード40ぐらいの女子プロと、一般男性のヘッドスピード40を比べた時にミート率の差で飛距離が違う事はあります。女子プロの方が飛びます。もちろん技術の差になります。

ここで考えなくてはいけないのが、ミート率の数値を上げる為には、(初速÷ヘッドスピード)初速を上げるか、ヘッドスピードを下げるかになります。

ヘッドスピードを遅くしたら飛ぶ様になったなど考え難いので、ヘッドスピードを遅くする努力はしません。中にはヘッドスピードが落ちたけどあまり飛距離が落ちてない事は聞いたことはありますが、狙ってできるとは考え難いので無しです。

となるとボール初速を上げなくてはいけません。

初速を上げるは、反発を良くする感じです。道具にはルールがありますから道具で反発を良くする事はルール上できません。止まっているボールの反発を良くし初速を上げるには、ヘッドスピードを上げるか道具を重くすることになります。しかし重くしたら速く振るのが困難なのでスピードが落ちます。

そしてヘッドスピードが上がり、初速が上がっても計算上ミート率が下がってしまう事があります。ミート率が下がってもヘッドスピードが上がってきたら飛距離は伸びてきます。

ボールを打った時に測って見たらたまたま⒈4だったり⒈5だったりするだけで、あまり気にすることではないです。

インパクト時に、ボールもクラブヘッドもシャフトも変形しますから、さらによく分からない計算になるので、ミート率はあまり関係がないと思っている方が良いです。

次回に続く



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