【MTG】カルドハイムドラフト3-0デッキ
はじめに
こんにちは、zamiです。
カルドハイムが発売されたので2週にわたってリアルドラフトを8回行いました。そこでの3-0デッキ、0-3デッキを全て紹介しつつ、考察していきたいと思います。
参加者は関西ドラフト練習会の流れを汲むメンバーとなっています。
関西ドラフト練習会については過去の記事をご覧ください。
3-0デッキ集
デッキ画像の番号は何回目に行われたドラフトであるかを意味しています。
①赤緑
まずは整ったマナカーブの赤緑が3-0しました。除去や高レアリティのカードもしっかり入ってます。
②赤緑タッチ黒
(1マナ域の《蛇皮のヴェール》はインスタントなので配置ミスです)
①に続いて赤緑です。こちらは《氷刻み、スヴェラ》や《地平の探求者》のマナサポートによって黒のレアをタッチしています。
③赤黒
レアリティ高めの赤黒です。クリーチャーを狂戦士に揃えることで《ドローガーの再生》をうまく使おうとしています。
④黒緑タッチ赤
5マナ以上のクリーチャーが5枚採用された緑多色です。マナサポートが5枚、多色土地は1枚です。
⑤青緑赤
《貪欲なリンドワーム》が2枚採用された緑多色です。マナサポートが4枚、多色土地は1枚です。
⑥赤緑
《葬送の長艇》と《マンモス化》が2枚ずつ採用された赤緑です。4マナ域を厚くしています。
⑦青緑タッチ赤白
⑤と比べて3マナのクリーチャー少なめ、4,5マナのクリーチャー多めの緑多色です。マナサポートが5枚、多色土地は4枚です。
⑧黒緑タッチ赤白
レアリティ高めの黒緑です。マナサポートが4枚、多色土地は2枚です。
0-3デッキ集
デッキ画像の番号は何回目に行われたドラフトであるかを意味しています。
①青緑
氷雪気味ですが中途半端な感じがします。
②赤白
サイズが小さめです。
③赤白
クリーチャーが13枚しかなくカードが足りていません。
④青緑タッチ黒赤
4マナ以上のクリーチャーが少なく、貧弱です。
⑤白黒
除去がありません。
⑥赤白
予顕と誇示が混在していて動きづらそうです。
⑦青黒緑
氷雪カードは集まっていますが、全体としてカードが足りていないように見えます。
⑧青赤
クリーチャーが11枚しかありません。
考察
結果から見る色の強弱と環境
緑の成績が良く、特に赤緑の組み合わせは5回も3-0を達成しています。一方で白の成績は悪く、3-0が無し、4回0-3をしています。
カルドハイム環境は全体的なクリーチャーのサイズが小さく、《貪欲なリンドワーム》や《灰毛の先導》に代表されるサイズの大きいクリーチャーを採用した緑が勝ちやすく、2/3や3/2を中心に地上で攻める赤白が負けやすかったようです。
サイズの問題、装備品と飛行による打破については行弘プロも指摘されていますが、ほぼ全てのデッキに装備品か飛行クリーチャーが使用されていることから、メインボードに《壊れた翼》を採用するアプローチが頻繁に見られました。
緑はプレイアブルなカードが多い、赤はコモンに火力が3種類あり、オーバードラフトされがちという意見もありました。
緑多色は氷雪にこだわりすぎない構成が良さそうです。氷雪土地を優先してピックする関係上カードが足りず、また氷雪パーマネントであるという理由から4マナ域を《霜峰のイエティ》で埋めるデッキが0-3をしています。
ピック方針
カルドハイムは10の領界がテーマということで2色の組み合わせごとにコンセプトは存在しますが、アーキタイプドラフトを推奨する環境ではなさそうです。
そこで重要になってくるのがレアの取り扱いです。レアを多用するドラフトは再現性が低くなりますから、応用力が必要とされます。近年はアーキタイプドラフトを推奨するセットが続いていましたが、柔軟なドラフトを練習する良い機会かと思います。
おわりに
今回はここまでとなります。
お付き合いありがとうございました。
関西ドラフト練習会が復活した際は色ごと・組み合わせごとの勝率や、強豪プレイヤーのピック譜とインタビューも取り扱いたいですね。今回の記事について、
Twitter:@DTFL6S
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