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「籠池夫婦だけ実刑の二重基準」

財務省からタダ当然の値引きを受けて国有地を取得し、小学校建設を進めた森友学園の籠池前理事長夫婦が、国などの補助金💸を騙し取ったとする罪で、大阪高裁から、実刑判決を受け刑務所に収監された。

時の政治的権威を最大限利用して国有地の事実上の譲渡や学校認可🏫を取り付けた夫婦の行為を今さら擁護する人は少ないだろう。
件の補助金詐欺も含め、それはそれでケジメを付けることは免れない。

だが一方で浮き彫りになるのは、実刑判決が下るような不届きな事業に手を貸し、権力を使って推進した側の異常さだ。
学園の名誉校長に就任し、財務省との交渉窓口になっていた首相夫人の安倍昭恵をはじめ、学園ゲストとして招かれ何度も講演。小遣い稼ぎをしていた自民党や評論家、ビジネス右翼人士😎更には官邸と繋がっていて、学校認可のお墨付きを与えた大阪維新の会。

そして「首相案件」という理由で国有地を破格の値段で払い下げた財務省や国交省。 国会で問題になるや担当部局に公文書を改竄させ、真面目な職員を死に追いやった安倍官邸。

誰一人として刑事責任を問われることなく、みんな揃って被害者面でシラを切っている様は、「美しい国」を唱える連中のケジメも道徳の欠片もない汚れた姿を見せつけている。

統一教会問題も性質は同じである。

長周新聞より。