占い師が持つ影響力

あなたは誰に影響を与える?

占い師である以上多かれ少なかれ誰かに影響を与えながら生きていく必要がある。
なぜなら影響力の無い人の言葉を聞き入れて自分の在り方を変える人などいないからだ。

そのため占い師は影響力を得ることは占いができるレベルの必須のスキルと言わざるを得ない。

その上で、だ。
じゃあ、誰に対しての影響力を持てばいいのか考えたことはあるだろうか。

少し考えてみよう。
あなたが言葉を届けたい相手は誰か。
何のために占いをしているのか。

そのことを考えれば自然と答えは出てくるはずだ。

そう、占い師が影響を与える必要があるのは相談者のみである。

より正確に言うのであれば、お客様としてお金を払ってくれる相談者に対してのみ、となるが。

どこまでいい人でいたらいい?

占い師に人格を求める声は多い。
そのことは理解できる。
誰彼構わず喧嘩を売ったり、すぐに逆上するような人が人様の相談に乗ることができないという言葉は信頼に足るものがあるのだ。

だが、それはあくまで個人に向けた言葉であり、商売人占い師に求める言葉ではないということだ。

世の中のすべては代行業ということは知っているだろうか?

専門職であろうが、一般的に誰でもできると言われていることですらできない側ができる側にお金を払って代行してもらっているに過ぎない。

そういう意味においては占い業は最たるものと言える。
占いというものは勉強すれば誰でもできるからだ。
占いの知識を全く持たず館でナンバー1を取る猛者も現れるのが占いという世界なのだ。
そのような世界である以上、信頼を勝ち取れる人間が売れて、そうでない人間に閑古鳥なのは当たり前だろう。

ちなみに、いい人は「都合のいい人」と知っておくとそれでもいい人でいたいかわかるだろう。

占い師は良い人であってはいけない。
その理由は簡単。依存されるからだ。

相談者に尊敬はされても舐められてはいけない。
ただしそれはあくまでもお客様の相談者のみに対しての影響である。

ここから先は

367字

¥ 500

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?