普通から逸脱した占い師たちへ

占いをできることは、武器

今日、久しぶりに私を占い師として認識している人とお会いした。
その方とは3年ほどTwitter上で繋がっていたのだが、きっかけがなかったことでお会いすることが叶わなかった。

その人とお会いして「占い師の人とお会いするの、初めてです」という言葉をいただき衝撃を受けた。

私が占い師を名乗っておよそ4年。
私のTwitterでは占い師しかいなかった。

その中で最近知った事実、それは占いを行なえるということは途方もない武器であるという点だ。

占い界隈に居れば皆わかることだが、占い師なんて雨後の筍の如く生えては収穫されていく。
その収穫が健全に卒業であるならばまだいい。

多くの収穫は、稼げない自分に嫌気を差して辞めていってしまうのだ。

ブランディングとは

私は占い師は在り方を整えれば勝手に収入は上がっていくと思っている。
それは占い師の役割に起因する。

占い師はその昔、国の実権を握るほどの権力を持っていた。
それは洋の東西に関わらずである。
古く日本が小国乱立の時代では王であった。
中世であるならば占い師は魔女と言われ畏れの念を抱かれる存在だった。

今の世で占いは非常にカジュアルになった。
占いと少しズレるがスピリチュアルという言葉が一般認知されるようになったのはここ15年ほどのことである。
もともとは占いも守護霊の存在もすべて「オカルト」という言葉でくくられていたものを細分化して占いは独立した。
その結果占いというものの一般化が起こった。
もちろん裏にはマスメディアの収益化があったことは言うまでもない。

その収益を一手に収めさせているわけもなく、対抗馬として現れたものがスピリチュアル…昔のオカルトの怪しさから神秘的な雰囲気を醸し出して、害を与える存在でなく、今生きる人間を導く存在として定着していった。

そのあとは検証、証明がいらないことを良いことに次々にスピリチュアルの名のもとに様々な思考を世に出していった。
そのスピリチュアルは言ってしまえば過激なものばかりである。
なぜならその方が受けがいい。
今の常識を信じなくていい。
何より努力をしなくていい。

そんな自分の動けないことを正当化するような似非ポジティブシンキングには反吐が出ている。

今でこそ「キラスピ」と言われ正常な判断力を持っている人からは敬遠されているものの、いまだにその言葉に救いを求める人は後を絶たない。

だいぶ話がズレた。
占い師はビジネスと割り切るのであれば、これほど稼ぎやすいコンテンツはない。
それは占い以外に学ぶことをしっかりしていれば、であるのだが。

はっきり文字に残したことはなかったが、占い師の自分の姿を投影していない状況は非常に危惧している。
そうと言うのも、下手な占い好きが占い師全体のレベルが低くなるからだ。

今回の占い師のレベルという定義はあくまでも商売人としての定義である。
占いの技術も、鑑定の深さも関係ない。

相談者をお客様として扱い、気持ちよくお金をお支払いいただく。

この一点にのみ注目している。
その理由がブランディングという観点だ。
いや、このことをブランディングというと叱られてしまうレベルのことだろう。
要するに、だ。
あなたが看板である自覚はあるのか?という点に限るのである。

本当にお客様が来るの?

まず第一。
占い師が自分のアカウントで運用にあたり不利な情報を理解していない。

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