船の速度は誰のため?

物事を進めるときに速度の違う5人がいたとする。
そのときにどの人のスピードに合わせることが正解なのか。
そしてその正解は正しいのか。

今回はそんなお話。

「みんな違ってみんないい」弊害

人のことは短所ではなく長所で見ろ、とよくいう。
その意見は正しい。
誰も彼も全てに秀でているわけではなく、得意なこと、不得意なことがありながら支え合って生きていく。
その前提であるが、わざわざ苦手なこと、劣っていることを頼む道理はない。

同じことを頼むなら、得意な人、条件に一致する人に頼む方が確実に世界のためになる。
それは組織でも同じことだ。

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