占いの値段

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多くの占い師は自分で鑑定メニューの値段を決めていると思います。

しかし、明確な基準を持って決めている人は少ないのではないでしょうか?

今回の記事は、占いの値段を決める上で、基準となる材料をいくつか明記しておきます。

自分がどのような占い師になりたいのかを含めて、参考になれば幸いです。

プロの最低時給を知っているのか

これは、占いに限らず、すべての職業に言えることなのですが、1時間当たりの最低売り上げがプロかそうではないかを分ける基準になります。

その基準というのは、6,000円と言われています。

これは、オーダーメイドの状況における基準です。

要するに1対1で何かをする場合、1時間6,000円の売り上げを作ることがプロの基準、ということです。

移動ということを例にあげましょう。

公的な移動手段としてバス、タクシーがありますが、どちらも移動手段ですが値段が随分違います。

その大きな理由として、バスは客側が場所時間を合わせる。

タクシーは、自分の時間、場所を選べるということにあります。

つまり、タクシーはオーダーメイドの移動手段というわけです。

サービスを提供する側からしたら、必ず1対1になる状況のため、値段が高くなる。というわけです。

ここで占いの場合、必然的にお客様1対1になるオーダーメイドになります。

そのため、プロであるならば1時間6,000円が基本となります。

もし、あなたが値段を選べるのなら、この6,000円を基準に値段を組んでみてください。

例えば、30分4,000円という値段があったとします。それは時間6,000を基準にした場合少し高め。

それは何故でしょうか?

鑑定の時間を30分とした場合、入れ替えや説明で、前後10分は使うためです。

来たお客様に、席についた瞬間鑑定を始めて、終わったら即退席。などということは非常に失礼にあたるのはわかると思います。

その、遊びの時間を考慮して短い時間なら割高になっていることが多い。

その短い時間を基準にするため、結果適正価格がお得に感じる作用もあります。

時間で値段を表記する場合、段階的にお得感を演出するためにも、単純な時間割ではなく、最低時間に比べていくらお得か、という明記をしておくと良いでしょう。

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