苦しまない努力
本来の努力は楽しい
日本人(クソデカ主語)は努力が好きだ。
もっと正確に言うと苦労が好きな人が多い。
このように言うとそんなことはない、楽に成功したいと反論が飛んで来るだろうが、本当にそうだろうか?
楽して成功したいという思考が苦労の第一歩であることに気付かず進んでいる時点で苦労好きだろう。
成長するためには効率重視
人間の使える時間は短い。
1日は24時間しかないし、1年は365日しかない。
ここでうるう年を突っ込む人は野暮というものだろう。
この短い時間で何か物事を成し遂げたい場合、もちろん使う時間が短く、そして上がる成果が高い方が良い。
この2つが揃っていることを効率が良いというのだが、一旦苦労の蜜を舐めてしまうと普通の努力とただの苦労の区別がつかなくなるようである。
非常に単純なことを言ってしまえば苦しんでいる時点で苦労であるから即やめた方がいい。
努力を考えた時、本来の努力は疲れはするが苦しみは少ない。
例えば筋トレ。
一時期だいぶ流行ったため多くの人に筋トレの基礎知識は知れ渡った。
筋トレに大切なことのひとつに「筋肉痛の時は休む」ということがある。
これは筋繊維が切れて太くなる時にさらに負荷をかけてしまうと回復どころかかえって筋肉がやせ細ってしまう。
この作用を十分発揮させるため、筋トレをして24時間は同じ部分のトレーニングを避けた方が良いというのは常識として広まった。
努力も同じである。
筋繊維が切れている時にトレーニングしてはいけないように、無理なことをしても成長など望めないのだ。
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