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コミュニケーション

笑いだけがコミュ力か

先ほど見かけた記事にこのようなことが書かれていた。

コミュニケーション強者というものは他人をいじって笑いを取れる人。
そのため人のことを笑いものにできる人だから共感力が低い。

雑に要約するとこのようなことを書かれていた。

その「笑いをとること」をコミュニケーションとするなら100%間違っている。
たしかに幼い頃、学生時代では笑いを取れる人は人気が出るし、そのことをコミュニケーションと思うのは納得できる。

だが社会に出て同じ感覚のまま「コミュニケーション」を語るのは些か幼いのではなかろうか。

コミュニケーションの基礎は相互理解である。

こう述べるとまた誤解を生む。
その誤解とは「すべての人と理解し合える」という誤解である。

そもの話、人間は理解し合えない。
この記事はその前提で話を進めていく。

その上でコミュニケーションを学びたい人はここからの扉を開いてほしい。

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