空気の違い

今回旅に出て一番感じたことは空気の違いでしょうか。

それは土地由来の物もあるし、人由来の物もある。
それぞれの空気というものは持っていて然るべきであり、合う合わないということはどちらにしても罪がないということです。

重要なことは自分の合う空気を知っているのか、ということになります。

昨日の記事で触れた清水寺の成就院。
こちらは特別拝観となっていて、清水寺の参拝に追加料金が発生していました。

その金額は600円という本当に少額であったものの、その特別拝観の道に入った瞬間に空気が違う。
ピンと張り詰めた静寂が支配して、心地よい空気が流れていました。

そのあとに清水寺本堂への道に戻った瞬間のざわめき、熱は忘れられません。

人が多かったと言えばそれまででしょう。
しかし、そうではない何かが確かにありました。

このふたつのどちらが上かではないのです。

どちらが好きか。

これだけに限ります。

そして空気というものは人間も纏うものです。
あこがれている人と同じ空気を纏えば同じ世界で呼吸が出来るということ。
自分が居たい空気を知るということは、目指す目的に繋がるということ。

あなたが呼吸しやすい空気はどこにありますか?
作り出せますか?

それを考える機会が得られた京都旅行、とても充実しておりました。

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